これ、小説もコミックも良い!
この作品は書籍の挿絵と同じ方によるコミカライズなので、どちらのファンも違和感がなくて良いのでは。私はweb版で読んだので、残念ながら挿絵は目にしていないのだけど。
(とは言え、小説のイラストレーターさんと漫画家さんが違うことでどちらも素晴らしい!こともあるよね。溺愛ルートとかホントそう💕)
陰キャで無口で目つきが悪い影の英雄ルヴェイが受けた呪いを、彼女にしかない特別なギフトで癒すナンナ。
「ど、どうしよう」と、2人ともモジモジする姿がとても可愛い。
2人を取り巻くのもルヴェイが大好きで、彼の活躍を少しでも知らしめるべく彼をモデルにした本を書かせちゃったりする光の英雄(光バカと呼ばれるのもさもありなん)をはじめとして、周りの人たちもとても可愛らしい。
他のヒーローと違いルヴェイは完璧な美貌ではない。
だけど、話が進むにつれどんどん魅力が増してきて、2人とも早くもっと幸せになってー!とついつい応援したくなる。
そうそう、ルヴェイは”東方の人”なので、私の中では勝手にマジャール人のイメージだったのだけれど、最近では「マジャールはアジア系ではない」との説が強いのだとか。へー、知らなかった。
ラストで「派手にドカーンとやってくれ」と、ルヴェイが暴れまくるシーンがあるのだけれど、ここを読むたびに私の頭の中ではUSJのスパイダーマンが思い浮かぶ。
なんだろう、あの浮遊感が似ているのかな。
この作品は完結しているので、「更新が止まった!!」のドキドキが無いのもポイント高しです。