現在ライトロックに使用しているリールは2台あり、アルファスエアジリオンSV TW



ジリオンSV TWは、ハードロックも視野に入れ、PE1.2号を巻いておりましたが、個体数の少ないハードロックを明石で釣るという釣りをなかなかする勇気が出ず、ジリオンSV TWはあまり出番のない感じに。



ジリオンSV TWは、SV(ストレスフリーバーサタイル)の恩恵で非常にトラブルの少ないリールとなっておりますが、実際、軽いものを多用するライトロックに扱えるのか?



その問題の答えは使用可能。



まだブログには書いていないのですが、口頭で知り合い等に説明を何度かしているので、ブログにも文面で記載させていただきます。



セッティングが重要で、SVは飛ばないとよく言われるリールで、私自身もキャストフィールがあまり気持ちよくないと思っておりました。



ベイトタックルの扱いがへたっぴーな私は、マグネットブレーキ6〜8/20で使用しておりましたが、ライトロックにジリオンを使い始めた時わかったことなのですが、ブレーキを弱めた時にバックラッシュをするタイミングは全て、初速の段階で、キャストの勢いとルアーが飛び出す勢いに速度差がありすぎて、バックラッシュしているということ。



バックラッシュに気を遣って、キャストが決まれば、まるでルアーが飛んでいる感覚のないような錯覚に陥るほどしっかりと伸びてくれる。



気を遣わなくてもキャストできるマグネットブレーキ6〜8だと、常にリールがルアーに引っ張られている感覚があり、伸びに欠けますが、マグネットブレーキ3〜4のセッティングならば、キャストは伸び、ピッチングも低弾道で気持ち良いが初速の段階でバックラッシュが起こる。



どうするべきか??



サミングを絶妙に行いバックラッシュしないように気を遣う!!




と言いたいところですが、私はそんな技術も持ち合わせておりません。



どうしているかというと、へなちょこキャストをすること。




私の場合のバックラッシュの原因は初速にあり、その初速でのバックラッシュを抑えるためにマグネットブレーキを強くして後半の伸び、ピッチングの快適性等を犠牲にする使い方は本来のリールの性能を発揮出来ていないということ。



なので、初速を犠牲にしてでも、後半の伸びを生かしたり、ピッチングでの、快適性を生かしたりしていると、ジリオンSV TWでも、十分に軽いリグ(3.5g〜)を扱うことが可能です。



むしろ、5g以上だとアルファスよりも、ジリオンの方がキャストフィールが気持ち良く、飛距離が出ている気がする。

アルファスAIRには搭載されておらずジリオンSV TWに搭載されているTWS(Tウィングシステム)

これはスプールからレベルワインダーを介しての放出効率が良いため、スプールからレベルワインダーの短い距離ですが、そこのもたつきが無いということは、バックラッシュしずらい、つまり、ブレーキをより緩めることが出来て飛距離を伸ばすことが出来る。




アルファスAIR 
ø32mm スプール

ジリオンSV TW
ø34mm スプール





ø32mmのスプールで30m投げる場合
30000mm(30m)÷(スプール径ø32mm×円周率3.14)
式を簡単にすると(小数点切り捨て)
飛ばす距離30000mm(30m)÷スプール1回転での放出量100mm(10cm) 
=300回転

ø34mmのスプールで30m投げる場合
30000mm(30m)÷(スプール径ø34mm×円周率3.14)
=式を簡単にすると(小数点切り捨て)
飛ばす距離30000mm(30m)÷スプール一回転放出量106mm(10.6cm)
=283回転



つまり、32mmスプールで得られる回転数を34mmスプールで得ることが出来れば…

計算式に当てはめると
34mmスプールのスプール一回転放出量×32mmスプールの30m飛ばす際に要する回転数を掛ける。

106mm×300回転=31800mm
31.8m



32mmスプールが30mを出す回転数と同等の回転数を34mmスプールに与えることが出来れば31.8mと飛距離が伸びるということ。



ゆとりな私(笑)+勉強超苦手(算数は特に苦手)なので、円周率は3.14で算出。



もちろん、軽量スプールでベイトフィネス専用で作られているアルファスAIRとジリオンSV TWとで、スプール重量も異なり、あくまでも、同等の回転数を与えることが出来れば、理論上34mmスプールの方が飛距離が出るということ。

注意ラインをスプール満タンに巻いていませんので、誤差はあります。



言いたいことは、私の行っている釣りジリオンSV TWも余裕で使える!!



むしろ、キャストウェイトによっては、ジリオンの方が快適かつ、ギア比9.1:1等もあるので手返しの向上が期待出来る。



ハードロックセッティングとしていたジリオンSV TW XXHですが、結局ハードロックのロッドを購入したにも関わらず、ほとんどやらず、手軽に出来るライトロックばかりということで…
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YGK
G-SOUL UPGRADEPE X4 #0.8

0.8号を巻いて、ライトロック仕様に。

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強風や、潮の流れの早い時は、普段使用の0.6号と比較して使いづらそうですが、物理的にラインの強度も上がっているので、積極的に導入して行こうと思います。