現在のアメリカ合衆国の大統領、ジョー=バイデン氏は次回の大統領選挙には出馬しないことを表明した。
 実は4年前、バイデン氏が大統領候補として選挙に出るというニュースを見て居たわたしの母親は、「こんなおじいちゃんが8年間も大統領出来るのかしら」とか言っていた。わたしはその姿が見えなかったので何とも言えないが、その時に80才を越えていた母親にすら不安に思わせるような感じだったのだろう。
 8年と言ったのは二期当選した場合のことで、最近の大統領は二期8年間を行って居たために、一気で落選したドナルド=トランプ氏が短命であったわけだ。
 そして民主党は次期大統領候補としてカマラ=ハリス氏を推している。ハリス氏はアフリカ系のアメリカ人女性である。言い方は悪いが、アメリカで絶賛展開中のポリコレ適材と家用。
 それに対して共和党の候補はトランプ氏だが、この人はこの人で「ポリコレ? それ儲かるの?」とか素で言いそうな人物である。
 ここにポリコレVSアンチポリコレの戦いになるかもしれないが、今の所のアメリカで見るとポリコレ陣営の方が強いように見えるが、ただ単にポリコレ扇動派の方々の声がやたら大きいだけという意見もある。
 あとはトランプ氏が暴言を吐かなければよいとは思うけど、

 トランプ氏だが、7月13日に銃撃による襲撃を受けたわけだが、その時に彼の身体を守らず、むしろトランプ氏の身体を楯にしていたと話題になっていた女性SPだが、全て解雇され今は男性だけでSPが構成されているようだ。
 これはこれで職業の性差別とか言われそうだが、まずもってSPとしての資質に欠けている人物を無理矢理雇用することがポリコレでは無いだろうと思うのである。
 まずSPは雇用主の肉の楯で無ければならない。それこそ脂肪よりは筋肉が襲撃から雇用主を守る鉄壁で無ければならないわけだ。
 シティーハンターに登場する海坊主こと伊集院隼人の筋肉は、22口径程度の拳銃弾を跳ね返すそうである。それが当たり前程度でなければSPは勤まらないわけだ。
 そしてどんなタイミングで襲撃が行われたとしても、自分の身体より雇用主の生命を守る行動が行える強靱な精神力がなければならない。弾丸が自分に当たるかもなどという心配の前に、雇用主には一発も当たらないようにする行動が自然と出るのである。
 つまり、あの女性SPは性別がどうのこうのと言う前に、SPとしての資質に欠けていたわけだ。だから女性差別がどうのこうのという前に、任務に不適格な人物として解雇されたと理解するのが正しいだろう。
 最近のポリコレが行う人物選定としては。
1. 黒人を優先採用
2. 主人公の女性採用
3. 人物の背景を関係無しに、各種少数的な属性を付加
4. 人物の外見は、今までの価値判断において標準以下
 つまり人物の資質については関係無く、乗機の条件が何より優先されているように思える。
 だが実際に求められているのは資質であり才能では無いのか。わたしはハリス氏の能力についてはそこまで知らない。Wikipediaを見て見るとなかなかの略歴のようだが、議員としての任期はそこまで長くないようだし、黒人女性というポリコレ要素で前面に出てきたとすれば、あのトランプ氏の相手になるのかは判らない。
 それに比べるとトランプ氏は、あの襲撃事件において、アメリカのために銃弾を恐れないリーダーとしての姿を見せていた。
 先ほども述べたが、アメリカのポリコレについても声の大きな一部勢力が大騒ぎをしているだけで、アメリカの普通の市民はあまり気にしていないという話もある。
 ポリコレに忠実なアメコミの売り上げが芳しくなく、日本の市場のみをターゲットに氏、ポリコレのポの字も出て個無い日本のマンガが受けているのが良い証拠になるだろう。
 コミックやマンガに必要な資質は面白い事。それは悲劇や喜劇という終着地の感情は関係無く、その物語から離れることができないほどの引力であると思うのである。
 この正しい資質、ライトスタッフはどこの世界でも必要とされることであり、そこにニセモノは必要無い。
 今はアメリカの大統領選挙が注目されているが、日本に置き換えてみるとどうだろう。果たして日本を動かしている方々は、真のライトスタッフと言えるだろうか。
 一応今の法律で政に関係する人物は、わたしたちが選べるようになっている。わたしたちの義務は、真のライトスタッフを選ぶことだと思うのである。
 ここしばらく日本でも大きな選挙が続きそうだが、わたしたちは選択を間違えないようにしよう。

 次回は、夏に向けての電力不足を考えたい。