投票前日の7月6日の午後には猛烈な雨に雹が降り、落雷によって各種交通機関も麻痺するという、まるで翌日の混戦を表しているかのような天気である。
 その天気のおかげで荷物が届き損なったのは内緒である。結局少々クレーマー気質で「箱が濡れても良いから」という条件で持ってきてもらったが、荷物が届いたときには雨が止んでいた。さすがは生きたテルテル坊主である。
 変わって翌日の最高気温は今年の一番をのきなに更新。果たして注目の選挙戦はいかに?
 開票0秒で結果が確定したそうである。なお、この記事を書いている時点で詳しい投票数は不明だ。

 第一位 小池百合子【当】
 第二位 石丸伸二
 第三位 蓮舫【落】

 どうやらいろいろと公職選挙法にやらかしているとウワサの蓮舫だが、そこまでやって第三位で或。二位じゃだめなんですか? とりあえず東京中に張りまくったRシールは剥がそうね。
 投票だが正確な名前表記で無くてもひらがな、カタカナでも立候補者の名前が認識できれば良いそうである。7日のTBS「アッコにおまかせ」では「正しい表記で無いと無効」という報道をして、速、どこかの陣営に突っ込まれたのか謝罪と修正報道をしていた。
 だとすると「こいけゆりこ」と書くより「れんほう」と書いた方が楽なのに、結局当選どころか二番手にもなれなかったのは、名前が認知されていてもネット界隈ではどれほど嫌われていたかということである。
 YouTubeでは「息の根の止め方」とか言う、ぶっそうな動画もアップされていた。
蓮舫にはヒドい負け方をさせないといけない!
 しかしここで落選しても次の都知事選挙が、長くても4年後にはあるわけで、そのころに小池百合子は76才、そろそろ引退である。
「R4は滅びぬ。たとえ今わたしが倒れても、第二のR4が、第三のR4が現れて都知事になるだろう!」
 何と言うか、懐かしささえ覚えるラスボス感である。さすがは民主党時代に経費節減の名の下に、愛する中華人民共和国の発展を妨げる日本をおとしめるべく「二位じゃだめなんですか」と金切り声をあげた女だ。
 だからここは何とか気張って、二重国籍問題を再燃させて心の古里である中華人民共和国にお帰りになっていただくのが一番ではないのかと思うのである。どうせ日本国籍は便利程度にしか思って居ないのだし。
 ところで参議院議員は辞任しているので今は無職のただの人であるわけだが、これから先はどうなるのだろう。立憲民主党に戻るとは思えないのでこのまま共産党に入り、赤旗の一面を賑わすのだろうか。つまり真っ赤になるわけだ。
 あ、今思い返せば小池百合子が緑のタヌキなら、R4は赤いキツネだったわけだ。確かにキツネみたいに声が高いしずる賢そうに見えるし。
 ただキツネもきちんと飼い慣らすととても可愛いらしい。日本のあちこちにあるキツネ牧場は、インバウンドの海外観光客のみなさんにも大好評のようである。
 キツネを飼い慣らすと言えば、ロシアでは野生のキツネを飼い慣らしていくとどのような変化が起きるのかが研究されていたようである。
ヒトは自らを家畜化したのか 『キツネを飼いならす 知られざる生物学者と驚くべき家畜化実験の物語』
 これは野生のキツネを捕獲後、人間に攻撃的で無い個体を選んでそれらのみで繁殖を続けたというものだ。実際にはかなり長い月日をかけないと起きない変化を、人為的に短期間に行ったようである。
 世代を重ねていくうちにキツネは人に関わることに怖がることもなく、呼べば答えたり一緒に散歩をするようになる。ややあって外見的にも変化がでてきた。
 顔は丸顔になり表情も穏やかになる。そして単色だった毛並みも柄が出るようになる。
 つまり、狼が犬に変わったような変化が出てきたのだという。
 すると、野生のR4を捕獲後、人間に攻撃的で無いR4を選んで次世代に送り続けると、やがてR4は吉岡美穂さんのようになるのだろうか。
 きっとどこかで間違えるとアンミカになるのだと思う。
 む、もしかして箱の中にR4を閉じ込めて、量子的に二分の一の確率で都知事になれそうな環境に置くと、観測しない限り箱の中には吉岡美穂さんになったR4とアンミカになったR4の状態が重ね合うことになるのか。
 この場合、永遠に箱を開かない方がよいと思うのは、わたしだけでは無いはずである。
 とりあえず、小池百合子さん、当選おめでとうございます。今後は都民のための都政をお願いします。

 次回は、ドラマのリメイクとその配役について考えたい。