さて、手術というイベントを終えてしまったので、残りの期間はわりに短調になる。
 それでも本日は手術後二日目と言う事で、包帯を取り替えるために傷跡とご対面だ。

● 3月13日 水曜日 朝食
 食パン マーマレード
 はんぺん ブロッコリー
 おくら
 ヨーグルト

 ここで同席の方のはんぺんには醤油で味付けられているが、わたしのははんぺんの素材そのものの味だけである。
 これはお年寄りには不評と言えよう。
 その後、執刀医がこちらに来て、包帯を取り替えた。
 傷口を指で確認しようと思ったがそれは止められる。
 ま、当たり前か。
 本日のリハビリは午前10時。ここのところ一日一回だけのようである。
 リハビリのときに聞いたのだが、今の左足に使用しているガーゼは特殊なものらしく、医師しか扱えないとのこと。つまり緩んだり外れたりしたら看護士さんでも処置できないそうである。

● 3月13日 水曜日 昼食
 スパゲッティーナポリタン
 サラダ
 キュー委

 さて、本日はあと何も無いと思っていたら、午後3時30分ころに検査で呼ばれたとのことで検査室に向かう。
 検査内容は四肢の血圧測定と足の動脈エコーだった。
 四肢の血圧測定は両手足の血圧を同時に測るものだが、わたしは左手にシャントがあるために左手は除外となる。
 その後、両足の動脈エコーとなる。足のエコーは測定箇所が物理的に長いために時間が掛かる。
 結果から言うと左足の動脈はとてもよく流れているようである。さすが、カテーテルの正かと言えよう。
 問題はこの血流がきちんと守られるかである。透析時にレオカーナを併用するのも必須と言える。

● 3月13日 水曜日 夕食
 白米
 八宝菜
 水餃子
 ナムル
 ムース
 カロリー調整食 タマゴボーロ ラムネ粒

 八宝菜と言えばうずらのタマゴを連想するが、どこかの小学校で給食に出た八宝菜のうずらのタマゴをノドにつまらせて亡くなったお子さんがいた。
 そこで危険な食材と言う事で、給食に用いる食材リストからうずらのタマゴを排除したようである。
 うずらのタマゴは年々生産素も減っており、これは大きなダメージと言えるが、こうやって危険な食材をあぶり出していると、そのうち小学校給食がムースタイプのものだけになりそうである。
 みんな初期の宇宙食みたいな給食はどうなのだろう。
 もともと給食に良い思い出が無いわたしは、いっそ全廃しても良いのではないかと思ったり。