このブログでは何度となく出てくるアマゾンだが、最近特にアマゾンのあれこれが乱れているように思える。
 まず何が乱れているかというと物流だ。以前はアマゾンは梱包と配送処理を行い、配達は専門業者に任せていた。わたしが始めてアマゾンを利用したのはレゴのブロックを注文したのだが、その時は西濃運輸で代引きで決済していた。
 主に佐川急便とヤマト運輸、そして郵便局が参加して居たがアマゾンの普及とともに物量が増えて、運輸会社だけでは足りなくなり、アマゾンが独自の物流を行うに至る。ただ、アマゾンが専用の会社を立ち上げるというのではなく、ローカルな複数の企業や個人と契約しているようである。
 なのでアマゾンの注文履歴で輸送会社に「アマゾン」となっていると、管理としてはアマゾンが行って居るが、複数の配送会社のグループ化になっている。基本的に置き配対応なのはこのアマゾン宅配のみらしい。
 こちらとしては間違いなく物品を運んでくれれば良いのだが、このアマゾン運輸、とてもデリケートらしく運輸中に外箱などに傷がついたり汚れたりすると、輸送を途中で中断し発送元に戻すのである。このとき弔問履歴には「配送に問題が生じました」と書かれ、特定の日数が過ぎると返金対応になる。
 勝手に持って帰ってもお金は返すから良いだろうと言うことかもしれないが、こちらとしては必要だから購入した物品が届かないのでかなりの迷惑である。
 それに普通に販売している物なら良いが、最期の一個などの場合、発送元に戻されたものを再び購入できるかが判らない。
 そもそもどんなトラブルが起きているかが電話で問いただしてもはっきりしないのである。受け答えは丁寧なのだが返答のパターンが統一的なのだ。
 ともかく、何でもかんでも持ち帰るというのは何とかしてほしいものだ。

 あと物流で言えることなのだが、到着予定日が安定しない。これは一つ例を出そう。
 わたしはAという商品を購入した。注文日は2月1日、到着予定日は2月4日となっていた。
 翌日の2月2日にアマゾンから配送遅れのメールが届く。配送予定日が2月4日から7日に変更になったという。確かに天功が荒れているしその影響下と思って納得した。
 ところが、その物品は翌日の2月3日に届いたのである。何と最初の配送予定日より早い到着であった。早く届くなら良いだろうと思うかもしれないが、こちらとしては到着日が2月4日と知らされて予定を組むことがあるのである。
 これが最近、頻繁に起きている。これも商品が届かないよりは良いのだが、たまにネットスーパー意外に食品を冷凍便で送ることもあるため、あまり日付をずらして欲しく無いのである。これもはアマゾン配送に限らずに起きていることだ。
 特定の日付に受け取りたいのであれば、こちらから積極的に日付指定するしかないのだが、物品によってはそれもできない場合もあるため頭の痛い問題である。

 そしてネットスーパーだが、最近は誤配も減っている。無くなったわけではないのだが、相変わらずこちらが得する方向で商品を間違えていることがある。
 以前に紹介したのはおいしい牛乳450ミリリットルを注文したら、900ミリリットルが届いて料金は450ミリリットルのままというものだ。
 ここ最近で起きているのは、朝ご飯用にいなり寿司3個入りを買うと、なぜか必ず5個入りがやってくる。請求された料金は3個入りのもので、5個入りのものは料金が別だ。
 ただこの5個入り、どうやらステルス値上げをしているようで、分量は以前の3個のものと同等に思える。もしかして、それを見越してのことだろうか。考えすぎだろう。
 あと、検索すると一覧には出てくるしカートに入れて決済できるのに、配送準備の段階になると必ず売り切れているものがある。
 ネットスーパーの配送時間帯を夕方にしているので、毎回途中で売り切れるのかもしれないが、そんなに大人気の商品なのかと思われるものもあり、もしかして客引きなのだろうか。
 ライフでは配達可能料金は2000円からとなっているし、配達料が無料になるのは8000円からである。決済後に物品が無く、代替商品が無い場合は総合価格が2000円を下回っても配送全体がキャンセルされることも無いが、物品管理はもう少し何とかならないのだろうか。
 そして最近起きたのが「お客様の配送先に到達できませんでした」である。
 その比は16時から18時の間で配送時間を指定していたのだが、17時50分を越えても配送されない。
 やっと「もう少しで配送されます」と表示されたのは17時58分を越えてから。ところが、そのまま18時になると「お客様のもとに到達できませんでした。配送はキャンセルされ、料金は払い戻しになります」と表示された。
 何の冗談かと思ったのだが、配送のステータスもキャンセルになっている。そこで早速カスタマーサービスに電話をしてみたが、配送を請け負っているドライバーに連絡がつかず、結局配送はキャンセル、料金は払い戻しとしか言われない。
 仕方ないので注文物品を再びカートに入れて決済したが、運良く同日の20時から22時の配送枠が空いていたのでそこに注文した。今度は21時ころに無事、到着した。
 予想するに、近所の踏切に捕まったのでは無いか。そして配送時間枠を1秒も過ぎるとシステムが勝手にキャンセル状態になるようだ。そこまでわたしの注文した荷物はあったのに、それらも廃棄処理である。廃棄されないのであればそれはそれで問題だが。
 これがイトーヨーカドーのネットスーパーの場合、予定時間を越える場合は電話で連絡があり、時刻を超越して受け取れるかの確認を行う。
 こちらとしては少々遅れても物品が届けば良いわけだ。恐らくドライバーの労働時間に関係あるとも思うのだが、外資系と思える絶対に残業は行いませんという姿勢が、どうにかなってほしいところである。

 梱包の記事でも書いたが、アマゾンの配送方法などは日々変化を続けているようである。
 これからも色々なサービスは増えると思うのだが、買った者はきちんと届けるという基本的な機能はちゃんとしてほしいと願うばかりである。

 次回は、AIが描いたブラックジャックの新作について語りたい。