いろいろな所から聞くと、今、コロナ、インフルエンザ、ノロウイルスが猛威を振るっているようである。
 まずインフルエンザは日本での代表的な季節ウイルスであり、コロナが流行る前には毎年冬がやってくると罹患率がぐっとあがっていた。ちなみに、今までわたしはインフルエンザに感染したことが無いため、どのような状態に陥るのかが判らない。
 わたしの両親もインフルエンザにかかったことが無いが、製肉業を行って居たためそれなりに深い切り傷などがあり、外科病院のお世話にはなっていた。
 先日父親方の従姉妹から連絡があったが、どうやらインフルエンザにかかって大変なことになっていたようだ。友人たちとコロナで飲み会もできなかったからと久しぶりに集まったそうだが、その中の一人がインフルエンザにかかっていたらしい。そして参加者全員がインフルエンザとなったそうだ。
 そしてその従姉妹の家族にも罹患、ここはインフルエンザの伝搬力には驚くばかりである。ただ、インフルエンザは治療薬がそれなりにあるために、あとは肺炎などに移行しないように注意して安静に過ごしていればよいようだ。
 透析クリニックの看護士さんのなかにもインフルエンザにかかった人も居るのだが、どうやらご家族のお子さんが学校から持ち帰って罹患したという。
 聞いた話ではインフルエンザのワクチンは、接種後二ヶ月程度が有効期間らしく、小学校などでは10月に一回、12月にもう一回打つところもあるようである。
 一応わたしも透析クリニックでワクチンを打っているが、前記の通り今までかかったことが無いため、最初からそれなりの抗体があるのかワクチンのおかげなのかは判らない。

 そしてじわじわと罹患者数が増えているのがコロナらしい。変異株としてはオミクロンが継続しているようだが、それのさらに変異株であるJM2と呼ばれるものに置き換わっているようだ。
 予想では第十派と呼んでよいらしく、ピークは二月中旬と言われている。ところがあまり表だってニュースになっていないように思える。
 ただ訪問看護や訪問介護の現場では罹患する患者さんがそれなりに認められているようだ。
 新型コロナについては新しい経口治療薬ラゲブリオがとても良く効くそうである。
 ただこの薬、まだ希少性がある上に薬価がとても高いそうである。今の所国の補助があるために安価で利用できるが、利用制限として61才以上であること、基礎疾患をもっている片西か処方できないそうだ。
 ここら辺の具体的な諸法令についてはググって頂ければと思う。
 ただ経口治療薬が出てきたことで、以前ほどの危険性は薄れているかもしれない。それでも罹患した後の後遺症もいろいろと問題があるために、日々の生活はそれなりに気を付けた方が良いだろう。

 そしてもう一つがノロウイルス。こちらは罹患すると嘔吐や下痢が続く。そして飛沫感染するために患者が使用していた物品は隔離して徹底的に殺菌洗浄する必要がある。
 こちらも伝搬力が高いので、介護施設など多数の利用者さんがいらっしゃるところで感染すると、その後の処置によっては利用者さん全体にあっという間に広がることになる。
 罹患した方は完全隔離、そして罹患している方とそうでない方を完全に分ける必要がある。利用していたぶっぴんもそうだ。
 わたしのように一人で暮らしていれば良いが、その場合でも透析を行う必要があるから、クリニックでは完全隔離となるだろう。ここはコロナもインフルエンザも同じである。
 伝搬力の高い病気の場合、罹患者の状態移管に問わず、それが他の方にうつらないようにすることが大切だ。
 例えば風疹などは罹患してもそこまで辛い状況にはならないが、それが妊婦さんなどに罹患させると妊娠中のこどもに影響がでることがある。
 罹患率の高い病気になったとき、気を付けなければならないのは、より弱い立場にいる方々と考えなければならないだろう。

 ところで、以上の病気のうち、わたしがかかったことがあるのはコロナだけ。そもそも外出を行わないわたしが、何故にコロナに罹患したのかは未だに不思議なのである。
 と言う事で、ここから三月までは外も寒いしウイルスは飛び回っているので、外出するのは避けよう。上手い具合に二月中は定期検診の予定も無い。
 こうやって引きこもりは、正当な理由を見つけて部屋から出ないのである。

 次回は、マンガ原作を実写にする場合に起きた問題点について語りたい。