本日はメーデー。いわゆる労働者の人されているが、ここを祝日にすると4月29日と5月3日の祝日オセロが発生し、4月29日から5月5日までの7日間が祝日隣、これが7連休のためにどこかが必ず日曜日となるため、振替休日も発生し最低でも8連休が約束される。
 そのためか、与党が労働者の日なんて死んでも認めるかとか思ってか、今後も祭日になる予定はなさそうである。確かに明和元年にゴールデンウイークが7連休になったとき、その間の株式市場とか銀行関係はどうなるとかそれなりに問題に鳴った。
 銀行についてはATMが動いて居れば現金の引き落としが行えるが、休み明けに振込が集中し、み○ずほ銀行辺りは大混乱になるのではないかと予想できる。いい加減になんとかした方が良いと思うのだが、MINORI。
 さて、わたしが高校卒業後に入社した電機メーカーはそれなりに大きな会社であり、役職以外の社員は原則、全て労働組合に加入するという方式をとっていた。原則というところがみそだが、ここではそれについては省略する。わたしも退社するまで組合員だった。
 入社は3月21日、そして労働組合員としての初めての大きなイベントは、5月1日のメーデーに参加すること。場所は渋谷公会堂の近くである。
 新入社員はほぼ強制的に参加と生きたいところだが、入社して一ヶ月、地方から出てきている方も居るために、ゴールデンウイークに地元に戻る方も居て、そもそも東京生まれのわたしは拒否権が無かった。
 メーデーに参加すると組合から記念品が出ることもあり、毎回天気も良くてわたしはそれなりに参加して居た。実は新入社員が地元に帰って五月病を引き起こさないようにするために参加を要請していたという話もある。
 やっていることは時間までに割り当てられた会場に集まり、特定の時刻になったら渋谷の街中をシュプレキコールをあげながら行進するだけ。それが終わったら流れ解散で、あとは真っ昼間から飲み歩くことになる。
 はしご酒が続いて、結局家に帰ったのは日付が変わってからと言うのも珍しく無かった。まだそのころは20代前半。若かったのだろう。
 メーデーの会場では当時の社会党の政治家などが参加していろいろと演説を行って居たが、ああ、テレビで見るような人がいるなあとか思うくらいだった。
 そのうちメーデーに興味も無くなり、仕事も忙しくなったことからゴールデンウイークくらい休ませろと参加しなくなった。何だかメーデーの主催も分離したり乃ごたごたもあるし、労働問題についてはそこまで興味も無かったのである。
 管理職というのは課長以上を言うらしく、わたしは高卒入社だったこともあり、他の大卒社員に比べると昇進は遅かった。わたし個人の資質もあるのだが、おおむね高卒社員の定年時期の最高役職は課長と言うところで、特に優秀な方はその上に居たようである。
 ただ、管理職となると役職手当があるものの、残業手当が付かなくなるために昇進直後は一時的に給料が下がることになる。
 実は管理職昇進を前に、労働組合でそれなりの活動をしていると、以後も組合で専属の活動を行うかの選択肢がある。この場合、給金は組合から捻出されるのだが、一応年齢程度のものを保証していたようである。
 ともかく組合の人数がそれなりに居たので、春闘の時期などは昼休みに職場ごとに打ち合わせとか報告会が行われていた。
 今の会社では明確な組合は存在しない。会社に不満があるのなら辞めてくださってかまいませんというのがスタンスである。
 もちろん、辞めてしまっては問題のある社員は引き留めに入るわけだが、その手段は給料の上乗せ、つまりは部長クラスなどへの昇進なのである。
 よって、会社の中は部長1に対して平賀3程度という、どこかいびつな構成になっている。そして本来は管理が主任務のはずの部長が、率先して開発とか営業を行って居たりする。
 先日、定年関係について社内規程を調べていて気が付いたのだが、55才を過ぎると役職定年となるらしい。つまりわたしはすでに役職から降ろされていたのだが、給料がここ10年近く全く変動していないことから、もともと役職とは縁が無かったということだろう。
 自分でも思うが、人を育てることに関して無能なわたしである。なので会社の中でのボッチ状態はどちらかと言えばありがたい。わたしの下に将来有望な社員を付けてダメにするのはもったいないのである。
 世間では会社員は歯車の一つと言われているが、それはわたしも同じだと思う。ただ、機械の中でどの歯車とも関係無く、ときどき空回りしているような存在なのだろう。
 会社に意味があるとしたら、障碍者の雇用枠として役に立っていることくらいだろう。今の所企業は従業員の5パーセント程度の障碍者を雇わなければならない。100人の社員がいる企業であれば二人雇わなければ罰金を支払わなければならない。
 逆に指定人数以上に雇用していると補助金がいただけるようである。わたしは視覚障碍者一級なので障碍者二人分の雇用となる。
 社会のためになっているかは曖昧だが、一応会社のためにはなっているのかなとか思いつつ、本日は平日なので仕事を行うわたしだった。

 次回は、めくらいふクッキング、ワンタンである。