気が付くと、すでに年が明けて一週間、松が取れてしまった。
 とは言え、年末から年始にかけて大きなイレギュラーのせいで、予定していたことがほとんど出来ずに年末年始の休暇期間も大人しく寝ていた記憶しか無い。
 大晦日は予定通りテレビ東京の年忘れ歌謡番組を聞いて、孤独のグルメの年末特番を聞いて、年越しにかけてサラウンド放送のクラシック演奏を聴いておだやかに寝ていた。
 そして年が明けた元日と二日、本当に何をしていたのかをほとんど覚えていない。真の意味での寝正月だった。
 目が見えていた頃は年末年始に特別番組を見るのが恒例だった。特に大晦日は友人の家に集まり、適当に番組をザッピングしていたのだが、最終的に笑ってはいけないにチャンネルを合わせて、後は鍋を食べたりそばをすすっていた記憶がある。
 正月特番というと子供の頃は隠し芸があったが、それもいつの間にか無くなり、適当なお笑い番組を見ていた記憶がある。もうその頃から少しずつテレビの地上波放送から離れていたのかもしれない。
 母親がそれなりに健在だった頃は、おせち料理を用意していたのだが、わたしたちは二人家族だし、どこからか親戚が訪れることも無いために、既存の料理を購入する形になった。少し贅沢をするために年末通販で販売されているカニを買ったりしていた程度だ。
 餅はどちらかというと年柄年中食べていたこともあり、正月特有のメニューでは無かった。餅はフライパンで焼くと全体的に軟らかくなりとても食べやすくなる。その他の調理方法ではきなこをまぶして食べていた。
 今年の正月は闘病記録にも書いたが、ノドの痛みがあって固形物の咀嚼が困難な状態にあった。一応、インスタントしるこにオーブントースターで焼いた切り餅を入れて、それを無理矢理食べていたのだが、どうも圧倒的に必要カロリーに足りていなかったのか、パジャマのズボンの腰回りはどこか細くなったように思える。
 限に三日の透析を行った時、直前の酸素飽和度は95となっておりどこか息苦しさを感じて居た。まさかコロナに肺をやられたのかと思ったが、この日の除水量は3.8キログラム、やや多かったので500グラム残して行ったが、帰宅してからの酸素飽和度は100を記録していた。
 つまり、かなりの水分が身体に貯まっていたようである。それが一部肺を侵食していたのだろう。
 95という数値は横になった状態で計測された値であり、身体を起こした状態で計測すると98となった。肺に水が貯まり出すと、横になった時に息苦しさを感じるようになる。
 現在のドライウエイトは78.5キログラムだが、これだと1キログラム程度は体重が落ちているかもしれない。今後の透析で細かく調整する必要があるだろう。

 さて、コロナもそれなりに落ち着いて、ようやく始まった2023年だが、ここで今年の目標でも決めてみようか。

・定年まで頑張る
 今年はいよいよ還暦を迎える。それに伴って今の会社も一応の定年となる。
 雇用延長制度でこちらが望めば65才まで定年を延長できるが、これは60才の定年まで会社が雇用を続けたらの話になる。つまり、59才のうちにクビになってしまえば雇用延長も無いわけだ。
 自分としてはお給金が貰えるのであれば務め続けるのも良いかと思っている。保健も社会保険から国民保険に切り換えるの面倒だし、各種税金を一人で処理するのはもっと面倒だ。
 長いことサラリーマンを行って居ると、いろいろと不利な部分より、楽ができる部分に魅力を感じるものである。それとて、全ては会社次第というところである。
 世間で言うところの「働かないおじさん(おじいさん)」というところの扱いになるのだろうか。しかしこの年になってプログラムを作るのは少々きつい。

・佐伯リツカの水着バージョンが販売されるまで生き残る
 もう最近はガンプラもオワコンになっているわたし、次の目標は創彩少女庭園の小鳥遊暦の水着バージョン、2023年7月販売予定、それと佐伯リツカ、水着バージョン、販売日の予定無しを購入することである。
 プレイステーション5の転売の様子を見てバンダイももう少し転売対策に力を入れないと、国内のガンプラ市場はほとんど死んでしまうのでは無いかと思われる。箱の大きさからくる在庫管理の難しさ、送料が高く付くなど、そろそろ転売屋も手を引くと言われつつ、未だにアマゾンではマーケットプレイスが堂々と小売り希望価格の数倍の値段を付けて販売している現状がある。
 一応美少女プラモデルについてはアマゾンでの予約販売でも定価よりは安いことがあり、わりに手に入れやすい。それでも人気となりそうなキットは転売屋に目を付けられているのも事実だ。

・盲人用アドベンチャーゲームの作成
 プログラムがきついと言いつつ、根っからのプログラマで蟻、ゲーム大好きなわたしとしては、盲人でも遊べるアドベンチャーゲームを作って見たいものである。
 一応それなりの構想はあるものの、仕様が拡大する一方でなかなか収束しない。
 汎用的に作ろうとすると、それこそこちらの能力を超えることになる。形としてはブラウザーゲームでそれなりの形になればよいのだがと思って居る。

・今の生活を維持する
 介護保険を利用しだして1年が過ぎた。幸い、大きな事故も無くどこかに入院しなければならないような事態にもなっていないが、部屋の中もわりに整頓されている。
 さすがに晴眼者の方に部屋の中を見て頂くと、清潔具合は格段に向上するようである。
 それでも年末のように、わたしが病気になってヘルパーさんたちが訪れられない状況も考えられるから、そこはわたし一人でもそれなりに対処しなければならない。

 さて、今年も残り358日になってしまった。
 先の長い話をと言われるかもしれないが、この歳になってしまうと時間の流れは加速する。こんなことを言って居るあいだにお盆の休みが来て、ハロウインが訪れるとクリスマスになり、そして年末となるのである。
 みなさんも時の流れに流されないように、良い一年を過ごされることを願います。

 次回はカレンダーのプログラムについて語りたい。