喪中にて新年のご挨拶は控えさせていただきますが、今年もよろしくお願いします。
さて、今年はいよいよ、わたしが還暦を迎える。実に生まれてから十干十二支が一巡したことになる。これは誕生日に透析クリニックに向かうときは、赤いつなぎを着て金髪のカツラを被らねばならぬ（いや、違う。
ちなみに誕生日は真夏であり、今年の誕生日は日曜日である。目出度いのか目出度くないのか。
しかしすでに６０才になるという実感はほとんど無い。わたしがこどもの頃に思い浮かべていた６０才とは、縁側で座布団に座りながら、膝の上に猫を抱えてお茶を飲みながら、手入れした盆栽を笑顔で眺めている姿である。
少なくとも、美少女プラモデルの太ももだのお尻だの胸などを「これはどこの部品だろう」とか思いながら、なで回してニヤついている姿では無い。
昨今の６０才と言えば、まだ現役で社会で働いている方もいらっしゃるだろう。高年齢雇用制度があるおかげで、企業は希望があれば６５才まで雇用を延長しなければならない。もともと老齢年金の支給が６０才から６５才にのび太からであって、今後も６５才から７０才に伸びたらどうなることやらと思うのである。
わたしとしては６５才まで金が貰えるのであれば働くが、どのような仕事を行うのか、それに給料はどれほど減るのかに興味がある。
まず言っておくと、わたしはそれなりに高年齢で今の職場にそれなりに長く務めているが、そこまでの高給取りでは無い。障碍年金を合わせると、豊かでは無いが普通より少し贅沢ができるていどのお金を貰っている。独り身だから過ごせることかもしれない。
少しの贅沢とは、たまにプラモデルを買ったり、食事が面倒と思ったら出前で取ることが出来る程度だ。恐らくその贅沢分をかなり切り詰めれば、貧しくともそれなりの生活が送れるかもしれない。
ともかく、今の生活を維持できる程度の副業があれば良いのだが。言ってしまえば１０億円交換券が正しく機能してくれれば、それらの心配は全く無くなるのに。
以前に説明したが、今のわたしは要支援２の介護サービスを受けている。その主な内容としては訪問介護さんが４５分で週に二回、訪問看護さんが1時間で週に一回、郵便物の確認を行うヘルパーさんが１時間で月に一回である。
その中で郵便物の確認を行っていただいている事業所の責任者の方が、たまに様子を見にこちらにいらっしゃる。そこであちこちに飾られているガンプラだの美少女プラモデルだのを見て。
「びわほうしさんの所に来ると、趣味を満喫されているようなので安心できます」
これは呆れているのとは異なるらしい。その真意を聞いてみると。
「特に高年齢の方になると、時間を有意義に過ごしていないというのか、生きていくめりはりが無いように見えるのです」
つまり支援に訪れても、どこかヤル気が無いというのか、とてもつまらなそうに毎日を過ごしているのだという。
そこで少しでも楽しみを持っていただくために、いろいろとお勧めしているのだが、もとから趣味を持たない方の場合、それが定着することが難しいらしい。
一番簡単なのは塗り絵を進めるそうだ。パソコンを使ったデジタルなお絵かきソフトでは無く手、色鉛筆やクレヨンなどを使うアナログなものだ。
だが、それもすぐに放り出してしまうのだという。確かに塗り絵と言ったらこどもの遊びだ。そこで馬鹿にされたと思うのかもしれない。
ちなみにわたしが目が見えていれば、アナログな塗り絵を進められたら、塗り絵とは思えないリアルな色づけを行ったりと、かなり夢中になりそうだ。これはもともと、わたしが絵を描く趣味があったからだ。
なかなかその人に合う楽しみを見つけるのは難しい。わたしが無理矢理にガンプラを作るのは、見えていた頃にガンプラを作る趣味があったからで、見えなくなってもある程度の興味があったからだ。
見えていた頃とは作り方が異なるが、完成に至る興味はとても大きい。
良く聞く話だが、仕事一変やりの人間が定年を迎えて仕事から解放されると、趣味らしい趣味もなく与えられた長い時間に呆然としてしまうらしい。
そこで趣味を見つけようとしても、高年齢から覚えるのはなかなか難しい。それに仕事以外に楽しむということを知らなければ、それを習得する方法も判らないだろう。
わたしの場合はゼロ世代オタクと言って良いので、仕事以外の楽しみはいろいろあった。目が見えなくなってその大半は行えなくなったが、少しは残っている。
これが幸いしたのか、自分は仕事以外の楽しみに、十分時間を使えるので、今後も毎日を過ごすのは楽しみである。
さて、そんなわたしの今年の目標を考えてみる。
探せばまだ、いろいろとあると思うが、それを見つけることも目標としよう。
それではみなさん、今年もよろしくお願いします。
さて、今年はいよいよ、わたしが還暦を迎える。実に生まれてから十干十二支が一巡したことになる。これは誕生日に透析クリニックに向かうときは、赤いつなぎを着て金髪のカツラを被らねばならぬ（いや、違う。
ちなみに誕生日は真夏であり、今年の誕生日は日曜日である。目出度いのか目出度くないのか。
しかしすでに６０才になるという実感はほとんど無い。わたしがこどもの頃に思い浮かべていた６０才とは、縁側で座布団に座りながら、膝の上に猫を抱えてお茶を飲みながら、手入れした盆栽を笑顔で眺めている姿である。
少なくとも、美少女プラモデルの太ももだのお尻だの胸などを「これはどこの部品だろう」とか思いながら、なで回してニヤついている姿では無い。
昨今の６０才と言えば、まだ現役で社会で働いている方もいらっしゃるだろう。高年齢雇用制度があるおかげで、企業は希望があれば６５才まで雇用を延長しなければならない。もともと老齢年金の支給が６０才から６５才にのび太からであって、今後も６５才から７０才に伸びたらどうなることやらと思うのである。
わたしとしては６５才まで金が貰えるのであれば働くが、どのような仕事を行うのか、それに給料はどれほど減るのかに興味がある。
まず言っておくと、わたしはそれなりに高年齢で今の職場にそれなりに長く務めているが、そこまでの高給取りでは無い。障碍年金を合わせると、豊かでは無いが普通より少し贅沢ができるていどのお金を貰っている。独り身だから過ごせることかもしれない。
少しの贅沢とは、たまにプラモデルを買ったり、食事が面倒と思ったら出前で取ることが出来る程度だ。恐らくその贅沢分をかなり切り詰めれば、貧しくともそれなりの生活が送れるかもしれない。
ともかく、今の生活を維持できる程度の副業があれば良いのだが。言ってしまえば１０億円交換券が正しく機能してくれれば、それらの心配は全く無くなるのに。
以前に説明したが、今のわたしは要支援２の介護サービスを受けている。その主な内容としては訪問介護さんが４５分で週に二回、訪問看護さんが1時間で週に一回、郵便物の確認を行うヘルパーさんが１時間で月に一回である。
その中で郵便物の確認を行っていただいている事業所の責任者の方が、たまに様子を見にこちらにいらっしゃる。そこであちこちに飾られているガンプラだの美少女プラモデルだのを見て。
「びわほうしさんの所に来ると、趣味を満喫されているようなので安心できます」
これは呆れているのとは異なるらしい。その真意を聞いてみると。
「特に高年齢の方になると、時間を有意義に過ごしていないというのか、生きていくめりはりが無いように見えるのです」
つまり支援に訪れても、どこかヤル気が無いというのか、とてもつまらなそうに毎日を過ごしているのだという。
そこで少しでも楽しみを持っていただくために、いろいろとお勧めしているのだが、もとから趣味を持たない方の場合、それが定着することが難しいらしい。
一番簡単なのは塗り絵を進めるそうだ。パソコンを使ったデジタルなお絵かきソフトでは無く手、色鉛筆やクレヨンなどを使うアナログなものだ。
だが、それもすぐに放り出してしまうのだという。確かに塗り絵と言ったらこどもの遊びだ。そこで馬鹿にされたと思うのかもしれない。
ちなみにわたしが目が見えていれば、アナログな塗り絵を進められたら、塗り絵とは思えないリアルな色づけを行ったりと、かなり夢中になりそうだ。これはもともと、わたしが絵を描く趣味があったからだ。
なかなかその人に合う楽しみを見つけるのは難しい。わたしが無理矢理にガンプラを作るのは、見えていた頃にガンプラを作る趣味があったからで、見えなくなってもある程度の興味があったからだ。
見えていた頃とは作り方が異なるが、完成に至る興味はとても大きい。
良く聞く話だが、仕事一変やりの人間が定年を迎えて仕事から解放されると、趣味らしい趣味もなく与えられた長い時間に呆然としてしまうらしい。
そこで趣味を見つけようとしても、高年齢から覚えるのはなかなか難しい。それに仕事以外に楽しむということを知らなければ、それを習得する方法も判らないだろう。
わたしの場合はゼロ世代オタクと言って良いので、仕事以外の楽しみはいろいろあった。目が見えなくなってその大半は行えなくなったが、少しは残っている。
これが幸いしたのか、自分は仕事以外の楽しみに、十分時間を使えるので、今後も毎日を過ごすのは楽しみである。
さて、そんなわたしの今年の目標を考えてみる。
- ７月に販売される創彩少女庭園、小鳥遊暦の水着バージョンを組み立てる
- 今年中に販売されると思われる、創彩少女庭園、佐伯リツカの水着バージョンを組み立てる
- テキストアドベンチャーゲームの雛形を作る
- このブログを１年間続ける（日曜日はお休み）
探せばまだ、いろいろとあると思うが、それを見つけることも目標としよう。
それではみなさん、今年もよろしくお願いします。