悲しくなるので触れてませんが
今まで記事にした有名人の中にはすでに亡くなられている方が何人もいらっしゃいます。。
……

1989年に16歳の若さで亡くなった
「高橋良明」くん。

ラジオって不思議ですよね、お顔もよく知らないのにトークでファンになる…
とっさのリアクションなどでお人柄がわかって大好きになる。

ずっと一緒に生きて行くと思っていた人が突然亡くなるなんて。

妹2号から訃報を聞いた瞬間自分の顔から表情が無くなるのを感じました。

(…私は田舎に帰って就職して結婚して…一生笑わないで暮らすのかな…)

…自分から笑顔を奪う3大不幸がそれだったのか?(・_・;)

いたたまれず投函する気はないのに良明くんに気持ちを伝えたハガキ。


翌日はバイトを休んで泣きながら電車に乗って明確なあてもなく横浜方面へ行き
山みたいな所でフラフラ彷徨っていました。
少しでも近くに行きたかったんですね。

悲しすぎて一切話題にもできず…
不思議ですよね、笑いそうになると彼の顔が浮かんで自分の顔から表情が消えるんですよ。

内臓が一つ取られてぽっかり空いた穴の壁に涙が流れ続けていて、いつまでも傷が癒えない感じ。

何ヶ月後かに些細なきっかけで張り詰めていた気持ちが崩壊して大号泣…ってことがありました。今思うとあの時の大号泣で多少は癒やされたのかもしれないです。

その後、横浜のご自宅やお墓で良明くんのお母さんにお話を伺ったり、
「偲ぶ会」のイベントに行ったりしていました。

「元気茶や」で。
元東京放映の土屋さんと。

この時、良明くんをずっと見守ってきたスタッフの土屋さんの隣に座って

(一ファンの私がこんなに辛いんだから土屋さんはもっと辛いだろうな)

と思っていたら、その直後…

「俺でさえこんなに辛いんだから親はもっとだろうな…」

って土屋さんが仰って。



良明くんのお母さん、

「イベントをやる度あの日の事を思い出すのが辛いけど、良明が私に沢山の子供達(ファンの子達)を残してくれた」

って仰ってました。

良明くんが亡くなった事以上に悲しい出来事にはまだ出会ってないかも知れない。

「一緒に生きていたかった」って
ハガキに書いてる。