














母が元気だった時
私が 母の名前を言うと
シュンは 両耳をピンと立てて
母の方を見つめたり
母の所へ走って行って
ひざの上に乗ったりしていました。





その母が 急に居なくなって
シュンはどう思ってるのだろう
なんて思って
母の初七日に
あんずちゃん(母・仮名)
今 どこにいるのかね~?
って シュンに聞いてみたら
いつもの様に 耳を立てて
私の横を じっと見つめるシュン。
同じ質問を7回してみたけど
(初七日だけに(^_^;))
毎回 私の横をガン見します。
う~ん…





その翌日
別の部屋で同じ質問をすると
また 耳をピンと立てた後
体をぐっとひねって
真後ろを見つめました。
私が 何度質問をしても
不自然な姿勢で
自分の背後を見つめるシュン。
う~ん やっぱり
シュンには母が見えてるのかな。
でも 私には母の姿が見えない。
シュンみたいな
純粋な心を失ってるからか~。
でも 見えたら見えたで
ビビるかも(笑)





この16年間 半身不随で
歩いたり 上手に話したり
出来なかったから
今は 好きな場所へ行けて
母は 嬉しいのかもしれない。
自分の足で歩く事は
母の長年の望みだったので
もしも 今
その通りになっているのなら
それは私にとって 唯一の救いです。
さてさて 私も
新しい生き方を
探してみようかな…(*^^*)














