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父が まだ生きていた頃
まだ私が癌になる前の話だけど

どうしても観たい展覧会があって
父にお願いをして 両親と3人で
静岡県立美術館へ行きました。
(私 方向音痴なのです…)

父は とても手先が器用な人で
物を作るのが好きだったけど
美術には とびきり疎くて
その日が人生初の美術館。

出掛ける前に
「作品には絶対触らないでね!!」
って 何度も念押しをしたのだけど

館内で 私が目を離した隙に
ある胸像の後頭部を
ペチペチ叩いているのを目撃され
学芸員さんからお説教…

あまのじゃくの父は
私から作品に触るなと言われて
逆に触りたくなったのでしょう。

思わず 私
母の車いすを押して父から離れ
他人のフリをしてしまいました(^o^;)

そもそも 
美術館に行って楽しいのは私だけで
父は退屈だったのかな。

だとしたら
退屈な美術館に同行してくれたのは
私への父の優しさだったのですね。


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静岡県立美術館には
『ロダン館』という別館があって
オーギュスト・ロダンの彫刻を
堪能する事が出来ます。

その中でも 感動した作品が
『地獄の門』。





数多くの人物が
細部まで細かく表現されていて
ロダンの技術力と表現力の高さが
よくわかる作品です。


この門の中の 上の方に
有名な『考える人』が居ます。

何処にいるかわかるかなぁ…。


『考える人』
は 元々単体の作品ではなくて
『地獄の門』
の中のモチーフの1つなのだけど

今では圧倒的に
『考える人』の方が有名です。

自分の足で
スタスタと歩ける様になったら
美術館にまた行きたいな♪


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