私は 父母にとって
初めての子供なのですが
赤ちゃんの頃の写真は
二枚しかありません。
父だったか 母だったか
はっきり覚えてはいませんが
どうして写真が少ないのか
聞いてみた事があります。
私の足が悪かった為に
治す事に気がいっていて
写真を撮る 心の余裕が
無かったのだと 言われました。
当時 喫煙をしていた両親は
三歳まで歩けなかった私を見て
自分達を責めていたのです。
原因は喫煙ではないと思いますが
思い当たる限りの
体に悪い事は止めようと
二人共 私が生まれて以来
煙草を吸わなくなったそうです。
そんな
母が縫ってくれた洋服を着て
父の作ってくれた歩行器に乗った
幼い私の写真が 出て来ました。
私は 沢山の愛情を受けて
今日まで生きて来たんだなと
その写真を見て
あらためて感じました。
父には何も
してあげられなかったけれど
今 横に居る母には
出来る限りの愛情のお返しをして
二人で仲良く暮らして行きたいと
思っています。
Android携帯からの投稿