以前、読書が好きだという話をチョロッとした事があります。
最近は指が思い通りに動かなくなり、ページをめくりにくくなった為、
何となく読書から遠ざかっていました。
あとは、近くの書店の好きなジャンルの本をかなり読んでしまった為、
読みたい本が無くなってしまったというのも読書から遠ざかっていた大きな理由です。
今は、電子書籍なんて便利なものがあり、本を持ち歩く必要のない時代になりました。
病院の待合室でも、そんなスマートな読書をされている方を見掛けます。
そんなデジタルな読書も良いと思うのですが、りんには本に対してのこだわりがあり、
どうしてもアナログな読書を好んでしまいます。
本全体のデザインや加工の仕方、どんな紙を使っているか…いわゆる装丁ですね。
まず、自分の手で本自体の感触を確めてから読み始めます。
スピン(しおりひも)や見返しなど、色の組合せも楽しみの1つ。
デザイナーさんの好みやセンス、誰かが希望したかもしれないチョットした遊び・・・
本を読み進めるうちに「あぁ、それでこの色合いにしたのか」とか
「表紙に、この絵を使ったのは、この事を意味してたんだ」
と、途中で意図がわかり始める事もあり、チョット得した気分になります♪♪
りんにとっては、色、素材、加工の全てひっくるめて読書なのです。
と、いう理由から、大きな声では言えませんが、
デザインが統一されている"文庫本"は、ほとんど買いません。ゴメンナサイ。
高くても、重くても、単行本を買い、持ち歩くのです。