競馬場 | camouflage

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いつもの通り

その日は佐賀競馬場にいた
競と焼き飯頂いたら、トントンよりマシなぐらいだったか
初期は競馬新聞を良く買っていた

今は無くなってしまった店に入ると、予想屋さんが予想をしてた枠連の数字があった

常連客の皆さん方ほど、入った事の無い店で、焼き飯を頂きながら、店のマダム(そう呼ぶのが当然らしかった)にそれを見せて頂き、赤い鉛筆で新聞に番号を書いた
実際、そうなるから
マダムに、いや、奥さんに礼を述べて馬券売り場に走って行った

あの焼き飯を思い出す

この前は無かった…
残念だった

常連客の皆さん方、ごめんなさい
突然に現れて

佐賀競馬の競馬新聞も良く当たる
なるべく買った方が
最終レースは、良く穴に、つうか、荒れやすかった

最終レースは、荒れることがあったから、中穴に良く賭けていた

馬券を買ったら、すぐ観客席で眺めていた
隣には、3-8の馬券買ったおじさんがいた
まともな方だったが3-8来いと言ってる言っていた

段々3-8来い!

と、念を入れていた

3-8?
オッズで馬券を買っているようだった

最終コーナー抜け回ると、おじさんは
立ち上がり、3-8と叫んだ
3-8来い!3-8!

結局、3-8は来なかった
俺は何にかけたに賭けたかは忘れてしまった
69倍の馬券だった
当たる訳がない

いや、頭に無かった

あらゆる感情が混じる場所、悲哀が固まる場所なんだね
実感した

また行く気になったら…
いつか…

やっぱり競馬新聞買わないと、厳しい物がある

20代真ん中辺りなんで怖いもの知らずだった