夕べの試合
作者、自分が見るとロクな事がないと、代表戦は避けたからな
良い勝ち方で、久し振りに代表戦見て良かった、と思っているだろう
うん、やっとスカッとしたって
韓国は連勝中だけど
まだ引き分けすらないよ
負けてもいない
へえー、韓国安定してるようだな、チェファ
得失点差２点差でトップだよ、秀俊
え？
もう１チーム負けてない国があるのか
うん、同じく初戦から負けてないんだ
今度対決するけどね
秀俊とチェファはしばらくサッカーの試合をコテージの中で、二戦交えた後話していた
さあ、湯船浸かろうよ
今日は、雨模様
客も無い
露天から浜辺まで出れるって、ここ
え？本当？
ああ、しばらくネット見てたけどね
浜辺、出る？
見つかっても責任持てないらしいけど
鹿児島、凄いよね
まあ、そこまでしなくてもな
チェファと秀俊はコテージから出て、風呂へ入って行った
あれ？
聡いないな
秀俊が湯船に浸かった時、湯船には秀俊しかいなかった
チェファはチェファで、彩菜がいなくて、湯船にはチェファだけだったから、変に感じた
秀俊が、露天風呂に行こうし、湯船から上がった
ああ…、やっぱここから桜島は見えないんだ…
残念
と感じて、再び大風呂に戻ろうとしたら、聡と彩菜の声が聞こえてきた
ああ、俺たちの刺激を受け、一戦交えてるようだな…
海の方から聡と彩菜の声が聞こえていた
秀俊は大風呂に戻った
え？
海の方から？
あらららら…
俺たちもしばらく…
そうね
秀俊とチェファはまた受付でコテージを借りて、また中に入って行った
うー、眠い…
どうやら湯あたりしたようだ…
秀俊…、ちょっと運転頼むわ…
彩菜ちゃんもダメ？
うん、後から刺激が来たよ、チェファちゃん…
きっついの、来たなあ…
刺激が…
と、言って聡と彩菜はダウンして眠ってしまった
ここ、強そうだから、俺とチェファは早く出たんだよな
聡先輩と彩菜ちゃん、かなり長く浸かってたからね、秀俊
まあ、いい
適当に運転してみるか
秀俊は車を先ず鹿屋市街地に運転し始めた
そして、市街地から、これは違うと思い、都城方面に曲がった
ねえ、どこに運転してるの、秀俊は？
全く違うと思うけど…
あ、ああ…
秀俊は都城に出たら、宮崎市方面に向かいだした
聡と彩菜は、後部座席で仲良く頭を寄せて眠っていた
チェファは宮崎市に入る時に、ようやく気づいた
ねえ、宮崎じゃ方向まるっきり違うじゃない
ビジホでも泊まるか
え？
帰らないの？
何か頭がくらくらしてきたな、俺も湯あたりの気配が…
ダメよ、秀俊！
今夜中に帰らないと
聡先輩、福岡国際近いのに
あ、ああ…
じゃあ、えびの辺りにまで行って、休むか、いっぺん
結局、秀俊は宮崎市内のホテルに泊まることは止めてしまった
ようやく後部座席の２人が目を覚ました時は、秀俊は
今夜は泊まろうぜ、みんな
と、ビジホの駐車場で言った
ここ、どこ？
宮崎県小林市…
俺もバテた…
な！何だと？！
小林？
秀俊、何言ってんだ！
んもう！
秀俊！
このビジホ、綺麗だから…
ここにしよう、みんな
秀俊は迷走した挙げ句、小林の市街地に車を走らしてしまった
垂水の方言って、高速乗るだけでいいじゃん、折り返してさあ
いや、良く分かんないんだよ、南九州は…
くそ！
ずーっと後部座席で遊んでたから気づかなかったんだろう！
本当にもう！
４人はその綺麗なビジホに泊まる事にした
そして、２人ずつシングルに泊まる事になる
秀俊は散々言われながら、市街地に洋食屋を見つけた
おい、みんなで入らないか？
こんな時だけは積極的に動くんだな、お前は
いいよ、入ろう
名前が今は思い出せない、綺麗な洋食屋に彼らは入った
おい、ここのビーフシチュー美味しいな
本当、ここ、美味しいや！
こういうのは正しい選択するのな、秀俊は
ねえ、ハヤシライス美味しいよ
みんな、一口食べてみない？
あ、本当
美味しい～
彩菜ちゃん、ここ美味しいよ、ハヤシライス
４人は再び元気になった
小林市街地にあるレストランである
夜はそれぞれが気力を取り戻し、みんな部屋で活動的に動いていた
そして、翌朝チェックアウトした
秀俊、良く分からないとこへ行く
作者みたいに、九州最悪の国道、265号行くみたいな真似は許さんぞ
作者たち、良く耐えたよな、あんな国道全線踏破するなんて
道路に鹿がいたらしい
餌、求めて
これ、国道？！って、道だったらしいよ
離合、すれ違い出来ない道だったの
途中さ、道が出来たぞう！みんな！
俺について来い！
と椎葉村の人が言って、車運転して、その軽トラの人を追いかけたとか
ハハハ、何、道が出来た？だって？
どんな道なんだよ
聡は普通に九州道に乗って、車を走らせ始めた