マーガレットホテル487 | camouflage

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いつもの通り

聡は彩菜と一緒にヨンシンネの目抜き通りにやってきた

ああ、ここが作者が歩いてた通りか

良く夕食食べに来てたらしいよ

ジャガイモは俺たちが守る?
って書いているのか?

今はだいぶ様相が変わった、って言ってたよ、あのオヤジ

行ってきたの?
あのオジサン

まあ、前も普通に栄えてたけど、今は変わっていたらしいよ、聡
平昌オリンピック、狙おうかなあ、とか考えてたみたい

もう、埋まってるさ
予約は

この辺が思い出の街なのね

日本人なんて、まだほとんど住んでなかったんじゃないか?

ここは作者1人だったかも知れないね
他にもいたかもだけど

で、大層親切を受けて
腰痛は結構悔やんでるかも知れないな

二年弱は悔しかったろうね

最低3年はいたかっただろうにな

まあ、5年は住むつもりだったみたい
あ、買ってきた栄養ドリンク剤、相当まずかったようだよ
むせてる

何でそんなの買ってきたんだろう?
別に普通ぐらいだったのに、調子は

久々に飲んでみたくなったんだって

もう、飲まないだろうな

人生、最高の頃を、ここで味わったんだね
きっと




秀俊はチェファとcurrentでパンとコーヒーを飲み、談笑し、サンセットロードに来ていた

やだ~、素敵、見て、秀俊

ああ、今日は綺麗だな
あんまり夕陽、好きじゃないけど

こんな素敵な夕陽、初めて…

ああ…、そうだな…

やがて、2人は黙ってしまった

秀俊はチェファの肩に手を回した
そしてキスをしようとしたら

ダメ…、こんなとこで…

秀俊はチェファを助手席に乗せ、車のエンジンを掛けた
そして、チェファの唇に、自分の唇を寄せた

今日は誰も来ていない
2人で10分キスを続けた

そして秀俊は車を走らせ始めた
そして、芥屋の方へ向かい、集落の入口にあるラブホに入った
部屋に入るや否や2人は激しくお互いを抱きしめ、激しくねっとりとしたキスを始めた



比菜、試験はどうだった?

まあまあなんじゃないかな
さすがに上智は無理かなって感じだけど…
まあまあ上手くやってきたよ

ああ、受かっていたら、どこでも良いさ
早稲田受けたんだっけ?

うん、受けてきたよ
父さん母さんより上の学歴にはなりたかったから(笑)
青学受けてる時、地震が来たよ
生まれて初めて地震経験したよ
半地下の部屋で受けてたから、びっくりした

ああ、東京とか多いからな
佐賀はほとんど揺れないからな、びっくりしたろ

うん、怖かった…

2月の最終日に近い頃、娘の比菜は東京の私立大学の試験を受けて、東京から帰ってきた

お父さんは何個金メダル取ったの?

さあ、幾つだと思う?(笑)

だって10000mも取ったんでしょ?

ああ、そうだった
俺、最初10000だったな

長女の比菜と居間で僕は寛いでいた

お母さんと彩俊は?

お母さんはもう少しで帰ってくるよ

ケンカしてないよね

ああ、またしなくなったな
この前のケンカ、相当びっくりしたんだな、比菜は
彩俊は走って家まで帰るって
時間あったら、すぐ走ろうとするからな、あいつは
彩菜は買い物に行ったよ
もう少しで帰ってくるよ
比菜が好きなの買ってきて、作るからって
ゆめタウンにいるよ

佐賀のゆめタウンって開業何年目なの?

何年になるかなあ?

お母さんとケンカしてないなら良いよ
何作ってくれるんだろう?
何か楽しみになってきたなあ