マーガレットホテル388 | camouflage

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いつもの通り


作者、このお話384話で最後にする予定だったようで
しかし、まだ続けてくれ、と言われ何回かしつこく言われ、終わらせ切れなかったらしいよ

それで続けてるんだ、作者は
書き終えて、しばらくのんびりしたかったはずだろうけど
良く耐えてるなあ、しかし

聡と彩菜は作者を労いながら、海が見えるベンチに腰かけて潮風に当たっていた
潮風が気持ちよい

今回から綾奈から、彩菜に変えます

また気まぐれかよ…
困った人だなあ

イメージとして、変更だって

おーい!晩御飯出来たよー!

宿のご主人が、二人を呼んだ




うわあ、美味しそう!

おお!これは良さげ!

まあ、食べてみなさい

残りの客は中国からの夫婦及び婚約者と、白人の夫婦が2組だった
主人は中国語と英語も使っている

すげーな、言葉色々話せるんだ…、いいなあ

現地に飛び込みたいなら、言葉よ
じゃあ食べましょう


チェファはムツゴロウを見て

きゃー!可愛い!
これがムツゴロウかあ!

と、喜んで叫んでいた

秀俊は多少疲れが残る中、チェファに色々生き物たちを教えていた

あれがシオマネキって、言うんだ

秀俊は、いつもよりは元気ではなかった

秀俊、本当は嬉しくないんでしょ

あ?!
いや、大丈夫!

チェファに、心の内を既に見透かされていたので、秀俊は慌てて否定した

銀メダルは、嬉しくないんでしょ

い、いや、そんな事は…

しかも大学時代から付き合ってるメンバーに、金メダル取られて悔しいんでしょ

い、いや、違う

ちょっと国内旅行行きましょ
チェファが行きたいとこがあるの
もう、チケット取ったから、その日になったら、行こうね

え?
既に決めてたのか

うん、レース終わってすぐに予約したのよ

ど、どこ行くの?

上高地よ
穂高に登ってもいいよ

何?!
いつの間に!

とにかく行こうよ、帝国ホテルに泊まるから
ゆっくりしましょ

おいおい…

銀メダルじゃ、マジ悔しいんでしょ?秀俊
正直に言って、今度は

あ、ああ悔しい…
あと10m先にいたら
って悔やんでる
しかし、相手は大学時代からの友人だからね、余計苦しい
悔やんでいいかどうかは…

いいと思うよ、精一杯悔やんで
お願い、チェファに任せて
たまには、チェファに甘えていいのに

秀俊はその瞬間チェファを抱きしめ、長い間ハグしていた
そして、涙を流し始めた

悔しい!
悲しい!
助けて!

秀俊は、女子の前で初めてそんな事を言った

いいのよ、秀俊…
たまには当てにしてね…

チェファは優しく、自分の唇に秀俊の唇を合わせた


イェーイ!
着いたあ!

すってきー!

新開と鏡は、フランス南部の浜辺のホテルにやって来た

明日からは、自由だ!鏡!

うん、また来れて嬉しい!
この浜辺で、生まれたままで、滞在出来るなんて!

二人は一度来た事があるビーチに着いた

明日から、早速また過ごそうぜ、鏡

うん!

思い出の●ーデ●ス●・ビーチに二人はやって来たのだ