東京での夏休み24 | camouflage

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いつもの通り




君はミッキーマウスの帽子を被っていた。



とても似合っていた。



君が笑っている写メがある。



君は本当に可愛かった。




夜のパレードが始まった。



光る山車のようなものが、僕たちの前を過ぎて行く。


君は、



「可愛い、可愛い」



と言っていた。



僕は その時の 君の笑顔を頭の中の引き出しに収めている。



「綺麗だよね」



僕は君に言って、夜のパレードのきらびやかな灯りを 君と並んで見た。



そして それを見て、僕たちは ディズニーランドから帰ってきた。


帰ってから君を愛した。


君はいつになく、過敏だった。





僕は 心に あることを決めた。