
高台の公園でベンチに座り、僕は君にキスしていた。
そして座っていたら、大道芸人がやってきた。
大道芸人は、英語で、
「君たちは日本人ですか?」
と聞いてきた。
君は、
「私は韓国人ですよ」
と答え、僕は、
「はい、日本人です」
と答えざるを得なかった。
僕が 泣きそうな顔をしていたので、君は頬にキスをしてくれた。
「オー!お似合いだね。君たちのためにパフォーマンスをします」
と大道芸人は帽子を出したので、僕はお金を入れた。
そして大道芸人は、僕らから少し離れてパフォーマンスを始めた。
君と僕は、じっと大道芸人のパフォーマンスを見て、喜んだ。
ジャグジーが夕日に映えていた。
今日の君はキュロットだった。
僕は 君の脚を見た。
夕日に染まり 本当に綺麗だった。
僕は君を愛していた。
今の僕は、複雑な気持を 君にぶつけるしか なかった。
君の中へ入り、泣きそうになった。
君は僕に両手を寄せ、唇を合わせてくれた。
終わって 君に顔を埋めて泣いていた。
君は 黙って 僕の頭に手をやり 頭を撫でてくれた。
君が 天使に思えた。
今日の僕は 君に甘えている。