東京での夏休み18 | camouflage

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いつもの通り




高台の公園でベンチに座り、僕は君にキスしていた。



そして座っていたら、大道芸人がやってきた。



大道芸人は、英語で、



「君たちは日本人ですか?」



と聞いてきた。



君は、



「私は韓国人ですよ」



と答え、僕は、



「はい、日本人です」



と答えざるを得なかった。



僕が 泣きそうな顔をしていたので、君は頬にキスをしてくれた。



「オー!お似合いだね。君たちのためにパフォーマンスをします」



と大道芸人は帽子を出したので、僕はお金を入れた。



そして大道芸人は、僕らから少し離れてパフォーマンスを始めた。



君と僕は、じっと大道芸人のパフォーマンスを見て、喜んだ。



ジャグジーが夕日に映えていた。



今日の君はキュロットだった。



僕は 君の脚を見た。



夕日に染まり 本当に綺麗だった。





僕は君を愛していた。



今の僕は、複雑な気持を 君にぶつけるしか なかった。



君の中へ入り、泣きそうになった。



君は僕に両手を寄せ、唇を合わせてくれた。




終わって 君に顔を埋めて泣いていた。



君は 黙って 僕の頭に手をやり 頭を撫でてくれた。



君が 天使に思えた。



今日の僕は 君に甘えている。