歓迎? | camouflage

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いつもの通り

大学1年生が済み、講義の試験もつつがなく受かり、さあ佐賀に帰ろうかってとこで、先生から一通の手紙が来た

どうしてるんだ●●、大学生活はどうなんだ
たまには遊びに来い

と、書道部部長を大学でやってた通りの綺麗な字で手紙が来てたんで、慌てて高校ではなく、何と勘違いしたのか、実家の方に向かってしまった
デカい家だったので驚き、気が引けた
インターホンで話したら、先生の声がして

おう、●●来たか、待ってろ

と、先生の声が

中に入ると奥様とお母様が出てきて、家へ上げて頂いた

先生と色々話した

テーブルの上、全体にご馳走が隙間なく並んでいた

一通り話が済み、先生が食べれるだけ頂きなさい、みたいにおっしゃるので、大変恐縮ながら頂いていた

お前のおかげで県立受かった生徒が入るようになった
青山学院2学部受かったのが、評判になった
うちはまだ出来て3期目、良く頑張ってくれた、ありがとう

って先生がおっしゃるので、いや、その…、とあまりに多く並んだお食事を食べながら話していた

あんなに歓迎されるとは考えてなかった

のちに、大学の教授の家に遊びに行った時もかなりご馳走が並んだ机を見て驚いたが

先生、教授って、そんな感じかなあ
自分の家に生徒が遊びに来るなんて、嬉しいのかな

親身になって頂いて、大変恐縮した
決して品行方正ななタイプじゃないが
教える側にとっては、家に伺います!って言った方が、教える方に良いのかも知れない