マーガレットホテル224 | camouflage

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いつもの通り

あ、忘れ物した!
先に行ってくれ、中津!

と、新幹線が出発する5分前に秀俊は、ホームから下りた

心配するな中津
大したモノじゃない、先に川崎に行っててくれ

秀俊は走る走る

途中、中津から、メールが来た

先に行ってるからな

と、書いてあった

秀俊はメールを見て、安心した
そして、約束した場所に着いた

あれ?まだいないや
まあ、少し待つか

と、オレンジジュースを飲み始めた
そしたら、チェファが現れた
八条の出口だ

あれ?意外と早く現れたな、チェファ

私は韓国人にしては時間守る方だよ

2人は抱きしめあった

好きだよ、秀俊

俺も君の事がとても…

数分間、人目を気にせず、抱きしめ合い、そして、改札へ手を繋いで歩き始めた

東京へ帰っても、会ってくれる?秀俊

勿論さ、チェファ
混雑した改札を抜けて、新幹線のホームへ2人は手を繋いで登って行った
秀俊はチェファに心を奪われ始めた
実南の事が、秀俊の頭の中からは、消えていた


佐賀の綾奈の実家の温泉ではギョンヨン・いずみが仲良く働いていた
ギョンヨンは実に働き者だ
日本語もほぼマスターし、いずみと、義父茂行のために働いていた
選挙放送を見たら、ギョンヨンはびっくりしていた

へえ~、いずみ、佐賀って民主強いんだね

毎回自民党と大接戦するの
2区も前回は惜敗率が90%になったんだよ

あらら、そうなんだ
地方では、珍しいね

ちらっと速報を見て、2人は温泉が業務を終わりそうな際に現れ、帰って行くお客さんたちに、ありがとうございます、と頭を下げていた

またいらして下さいね

と、いずみは頭を下げていた

おお、いずみも業務上手くなってきたね
と、ギョンヨンは、いずみを誉めた

他の業務員には、帰ってOKだよ、とギョンヨンは告げた
そして、ギョンヨンといずみは、思いっ切りハグをした
そして、濃厚なキスを交わす
2人は五分ぐらい互いの舌を絡め合った

そして、互いの身体を愛し始めた

おっぱ、大好き

いずみはギョンヨンの根元を静かに口で愛し始めた


2人は終わった際、ソファに座り込んでいた

おっぱと結婚して良かった

俺もだ、いずみ

静かに2人とも濃厚な時間を過ごした余韻に浸っていた

あと少ししたら、掃除しような

ギョンヨンはそう言って、またしばらく余韻に浸った



よく、来てくれたね
パクヂェヨンくん
シウォンさんもよろしく

あ、ありがとうございます、大出監督!
よろしくお願いします

チェヨンと、シウォンは頭を下げた

まあ、いいからいいから、みんなもよろしくな

よろしくです、チェヨンさん!

あ、みんなありがとう!歓迎して頂いて

大出監督とチェヨンたちは、佐賀の養老の瀧で、チェヨンたちの歓迎会を行っていた

さすがオリンピックのマラソンで、優勝しただけの事はあるな
謙虚で丁寧だ

いえ、あれはたまたまですよ、監督

チェヨンたちは盛り上がっていた

今の日本人のマラソンに色々参考、基本、強さなど色々と教えてあげてくれ
君に御教授頂きたい
今、日本男子マラソンは危機的状況にある
是非ともチェヨンくんの力が必要だ
頼む!

と、大出監督が言ったら、他の部員たちも頭を下げた

か、監督、みんな、そんなにひれ伏せないで下さい
あまり速いペースにならず、僕が得意とするコースだったからですよ

明日は休みにして、今日は飲もう
そうそう、あの青学の3人が、このチームに入りたいってさ
その時までに、二時間五分台の記録を君に作らせてくれ!
ようやく男子を教えられる状況になったから

終わる頃は、みんな、仲良くなりかけてた

チェヨンとシウォンは喜んでいた