マーガレットホテル219 | camouflage

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いつもの通り

聡は旅館内の自分たちの布団の中で、綾奈を責めていた

やっ…、後ろからは止めてったら、うん…


そこで、部屋の電話が鳴った
綾奈は出れる状態だったので、迂闊にも出てしまった

うっ…、はい…

聡はひたすら綾奈を責め続ける

あのー、朝食の準備が出来ましたので

あいん…、うっ…、止めて聡…、あんっ…
あい…、分かり…、ました…、ああん

中居さんは怒って電話を切ってしまった

こんな時に…、電話に出るの…、が、いけない…、んだ…、うっ…

だ…、だって…、出ない…、と…、ああん

今回も●●具には、未来の子供たちが沢山出ていた

そして、しばらくして、和風の部屋に行き、朝食を食べていた

電話に出た中居さんは、愛想が悪かったが

で、朝食を食べ終えて、旅館を出た

何か、旅番組やってるみたいだね、聡

あはは、楽しいな
しかし、とにかく行けるとこまで特急乗って行こう

うん!


近くに米子空港があり、羽田へ行く便がある事を全く気づかないでいた

新開と鏡は、羽田空港行きの航空券が取れてホッとしていた
2人は結局、空港で一夜を過ごしていた

昨日の鏡、良かったよ

うん、でも誰かに見られてんじゃないか
って思ってたら、どんどん興奮してきゃちゃって、恥ずかしさと快感が同時に来ちゃってたまらなかった
で、気持ち良くなっちゃって

2人が事を済ませて、鏡が新開の膝の上で横になっていたら、係員がやってきて、事情を知り、2人を部屋に連れて行き、眠らせてくれた

2人は係員に感謝して、朝、飛行機のチケットを手に入れた
携帯の充電もさせてくれた

一番ガ瀬に電話したら

何でお前らは、逆方向に向かうんだよ、バカ!
早く帰ってこいよ

とかひたすら怒っていたが

さあ、最高の益田から、羽田へ行くぞー!

と新開は大声で言った
テンションは上がっている


中津は

また、日本のどこかで会いましょう
楽しかったです!

と、中津は倉吉のユースホステルで元気になり、秀俊はあまり眠れなかった

さあ!各停電車旅をまたはじめちゃうぞ!
いいね、秀俊

秀俊は頭に来ていたので、返事をしなかった

この調子で行ったら、何日間かかるか、不安だ
山陽本線は無闇やたらに各停の接続が良いらしいが
山陰線なら、かなりかかってしまう

と、考えており、眼前ですがすがしい表情をしている中津を憎みさえもした

睡眠薬あるなら、飲ませて強行特急乗せたいと憎憎しげに秀俊は思った