やっ…、後ろからは止めてったら、うん…
そこで、部屋の電話が鳴った
綾奈は出れる状態だったので、迂闊にも出てしまった
うっ…、はい…
聡はひたすら綾奈を責め続ける
あのー、朝食の準備が出来ましたので
あいん…、うっ…、止めて聡…、あんっ…
あい…、分かり…、ました…、ああん
中居さんは怒って電話を切ってしまった
こんな時に…、電話に出るの…、が、いけない…、んだ…、うっ…
だ…、だって…、出ない…、と…、ああん
今回も●●具には、未来の子供たちが沢山出ていた
そして、しばらくして、和風の部屋に行き、朝食を食べていた
電話に出た中居さんは、愛想が悪かったが
で、朝食を食べ終えて、旅館を出た
何か、旅番組やってるみたいだね、聡
あはは、楽しいな
しかし、とにかく行けるとこまで特急乗って行こう
うん!
近くに米子空港があり、羽田へ行く便がある事を全く気づかないでいた

新開と鏡は、羽田空港行きの航空券が取れてホッとしていた
2人は結局、空港で一夜を過ごしていた
昨日の鏡、良かったよ
うん、でも誰かに見られてんじゃないか
って思ってたら、どんどん興奮してきゃちゃって、恥ずかしさと快感が同時に来ちゃってたまらなかった
で、気持ち良くなっちゃって
2人が事を済ませて、鏡が新開の膝の上で横になっていたら、係員がやってきて、事情を知り、2人を部屋に連れて行き、眠らせてくれた
2人は係員に感謝して、朝、飛行機のチケットを手に入れた
携帯の充電もさせてくれた
一番ガ瀬に電話したら
何でお前らは、逆方向に向かうんだよ、バカ!
早く帰ってこいよ
とかひたすら怒っていたが
さあ、最高の益田から、羽田へ行くぞー!
と新開は大声で言った
テンションは上がっている

中津は
また、日本のどこかで会いましょう
楽しかったです!
と、中津は倉吉のユースホステルで元気になり、秀俊はあまり眠れなかった
さあ!各停電車旅をまたはじめちゃうぞ!
いいね、秀俊
秀俊は頭に来ていたので、返事をしなかった
この調子で行ったら、何日間かかるか、不安だ
山陽本線は無闇やたらに各停の接続が良いらしいが
山陰線なら、かなりかかってしまう
と、考えており、眼前ですがすがしい表情をしている中津を憎みさえもした
睡眠薬あるなら、飲ませて強行特急乗せたいと憎憎しげに秀俊は思った