南千住バス営業所行き | camouflage

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いつもの通り

浅草、そして、山谷経由南千住営業所行きのバスに乗った事が、二回ある
最初は夜行った
何かやな雰囲気だった
そして、明日のジョーの泪橋が降車地だった
暗いガード下を通って、南千住駅へ向かう
変なヤツに刺されても仕方ないようなガード下だった
誰にも遭わず南千住駅に着いた

いつもニコヤカでイケメンな一浪の人がさすがに頭来たらしく、お前!何考えてんだ、殺されるぞ!とキレてしまった

うちの大学は浪人してまで行くレベルではない、浪人するなら、更に上の段階の早稲田慶応へ行けと、その頃誰か言った

そのにこやかな●●さんは、そんなん気にしないっていう人で浪人でも良いや、って人で良く注意をにこやかにしてくれたが、その時ばかりは怒りを露わにした
青学ボーイの典型的な人
が、怒る
もう、行かないよ、ごめんな
とか、謝った
その人が溝が出来た浪人と現役の間を唯一繋げてくれるパイプだった

現役組は、誰も満足していない
もっと上を目指さなかった自分たちに問題があったと悔やんだ
2浪した人がいたが、馬鹿やん、って揶揄されていた
もっと英語と国語勉強しないとダメだったな

●●は数学抜群やん、国公立って手もあったよな、と言われる
いや、数学抜群なのに国公立大行けなかったのは、共通一次の試験中、眠ったから
まあ、そう思ったから言わなかった

話が変な方面へ向かってるので、一旦止めて修正する
いやあ、私立校行く気は無かったのだが、かの大学だけは受かりかったから





現役の人が一浪の人の頭からジュースをかけた
何があったか現場にいなかったから知らない

ただ、その山谷の部分を是非とも見たいとある国から来た留学生の人だ
大学時代にボクシング部にいた人だから、本国の
頼りにしようと、連れて行った
バスに乗って泪橋に向かう

その人までも引いた
何これ、あんな腹巻きして一升瓶持ってる


すまん●●
山谷はいかん
二度と行かないように約束した




今やあのガード下の面影なし