間もなく全日本大学駅伝である
秀俊は、どうにか間に合いそうである
但ししばらくブランクがあるから、負担の少ない区間を走る予定だった
聡が一番長い距離を走るアンカーを走る予定であり、新開が第2エース区間を走る予定だった
祐平は補欠に回る予定だった
ああ、今回もレギュラーに選ばれなかったか
美香との甘い生活を望んでいた祐平は、がっかりした
地力はありながら、練習不足で新開が走る夜練にまだまたまついて行けない、まあ仕方のない事だった
美香に電話をしたが、美香は箱根に出るまで、待ちなさいと、そっけのないないようだった
姉ちゃんにストーカーしていたのが、今響いている
なずなは祐平の電話にブロックをかけている
まずかったな幾ら何でも姉ちゃんに
祐平はようやく分かるようになった
こうなったら箱根に出れるように練習しなければ
地力はある
ちゃんと練習しなければ
と改心し、新開ら部員全員のように練習し始めた

茅野は涼しい
冬場は寒い
長友はなずなの休みの日に茅野まで連れて行ったいくようになっていた
南町田も良いが、茅野も素敵な街だった
長野県も綺麗であった
長友はいつもなずなに金を使わせず、全部自分のポケットマネーを使っていた
長友はおなじ苗字のイタリア・セリエで退場処分を受けた事について、何が遭ったんだろうと、気にしていたが、なずなには退場処分を受けたことを受けた事は伝えていた
順調二、キャリアを積んでいたセリエAの長友に何があっのか不明だった長友に何が起きたのか知りたい様子だった
なずなは、そんな茅野の長友を優しく抱きしめた

三ツ境綾奈に、なった綾奈は、自転車に乗りながら、聡のランニングに着いていた
継ぎはオリンピックでいかなる走りをするのか、あと駅伝でも、走らなくてもいけない聡
だが、世界陸上のときにピークか来て以後少しやすんだが、また出雲では快走した
次は松阪まで走りきることを念頭に起き、ランさニングしていた
綾奈と結婚をして、それで凡走をする訳にはいかない
毎日が、勝負なのだ
図書館ににも行き、本を、借りたが、メキシコシティ五輪で、マラソン銀メダルを獲得した君原健二さんの著書が一番良かったと話を綾奈とした
文章が澄んでいて、研ぎ澄まれてる感覚が良いって綾奈には話していた
いずれ、来年度10000を世界陸上で走ったあとはマラソンに、移行する予定だ
綾奈はとにかく次のオリンピックで良い走りをして欲しいと願うばかりだった
既に世界陸上で世界新記録で走り切った聡は、来年のオリンピック代表内定が決まっていた