マーガレットホテル107 | camouflage

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いつもの通り

12月のある日
新開が、カラオケ行きたいと言いだし
鏡を始め、綾奈らも行くことになり

いいじゃん、いざとなれば、独りでも良いんだし

と、嫌がる聡も連れて行かれ
国道16号に、横浜と町田との境にあるカラオケに行く事になった

別にいいじゃん、俺いなくても
もうすぐ箱根のメンバー発表になるんだし

と、ぶつぶつ言っていた

karaokeキング南町田という所のカラオケ店に入った

女子さあ、フォーチュンクッキー歌って、振り付きで

新開がそうやって一番前で扉を開けたら受付に見た事があるような人がいる
そして鏡も向こうも気づいた

あ!あの時の!

え?ああ!

ああ!
いつかはお世話になって!


聡が新開に

なあ、知り合いか?

と、言ったら、鏡が

今、この辺に住んでるの?

ええ、はい…
あの時は助けて頂いて

少し鏡と新開が受付の子と話始めたら、別の店員が部屋へ案内してくれた

誰なんだろうな、ま、いいか

聡は早速曲を探し始めた
綾奈らも曲を探し始めた


え?あの人、双子の弟さんだったの?

え?彼と?
 
その後、なずなは泣き始めてしまい、これまでの事を話した

ひどい弟と叔父さんだなあ

あなた確かに綺麗だけど、親族と親戚で、ひどい…

鏡も泣き始めてしまい、新開も神妙にするしかなかった



ハナミズキでも歌うかあ

聡は、綾奈の前でも歌わない歌ばかり探していた

君、良く知ってるなあ、あたしは何にしようかな

点数つけようぜ、セガのだから全国順位も出るし

最近ストレスが溜まっててね、箱根の事で
ちょうど良いかもしんない
なあ、中津

6人で一番大きな部屋に連れていかれたので、歌いながら言い出しっぺがなかなか来ないのを変に思っていたが、聡や綾奈や中津たちもマイペースに歌っていたが、鏡と新開があんまり遅いので、聡が綾奈に ちょっと見て来て と頼んだ


これがあたしの番号とメアド
いつでも良いから、何とかしてあげる
じゃあ、ちょっと部屋行くね

と鏡が言ったら途中で綾奈に鉢合わせた

新開が、

詳しい事は鏡に聞いてくれ
虐待受けてるらしい

と、先に部屋に入った

鏡は後でちゃんと話すよ
今はカラオケ盛り上げよう

ああ、うん…、わかった!

部屋へ戻ったら
聡が

お前らちょうど良かった
フォーチュンクッキー、歌うんだ
さ、マイク持って
どっちが指原、大島でも良いから


やっぱり彼女達可愛いな
いいなあ、お前ら
くそっ俺も彼女欲しいよ
しかし練習でバテバテでなあ
合コンでも、やらなきゃ

中津が聡に囁いた


おお!全国順位出た!5番目か

すっげーなあー

99,957だぞ、点数

歌ってた2人が驚いてた