祖父 | camouflage

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いつもの通り

父の父、お祖父さんは満州里という所で設計をして働いた


親戚もハイラルとか瀋陽とかいた

しかし満州里もすごい
お祖父さんがいた頃とは違うんだろうな

お祖父さんは、若い頃 荒んでいて、軍事教練をサボり、国立大の試験受けられなくなってしまい、私立大を受け日大に入った

そして認められ、卒業後 尊敬する教授が満州里に一緒に行こうと誘い行ったらしい


満州ライフは楽しかったらしい

ロシア人は熊のようだ、と良く言った
瓶をベルトにつけ、ウオトカを飲んでたらしい

中国人の人と仲良くなり、年賀状が届いていた
その張さんなる人からも やがて連絡が取れなくなった


以前僕が韓国時代の友達に年賀状書いてたら、お祖父さんが見てて
あれ、見て自分も中国時代の友達に連絡したと言ってた
幸せに大往生した