ミニD005 | camouflage

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いつもの通り


濱内原は ボルボの運転席から、



「どうだ、景気は」



とワゴンの運転席にいる僕に話し掛けてきた。



学生時代 馴れ合いでHを続けていた女子学生の話を 濱内原はし、その後比叡山修行に行かされた と彼は笑っていた。



そして通行の邪魔になるので、「今度、バーを開いた大馬原と一緒に話そう」と笑って去った。



その後、僕は実家へ帰り、母に「ただいま」とだけ言って自室に篭った。



そして机の中に 想い出のMDウォークを見つけた。



耳にヘッドフォンを充てて聴いてみる。



「鞠之小路、なんか鞠之小路の全てを私にぶつけてきて、理菜 嬉しかった…」



初Hが終わった日の理菜の声が頭の中に響いた。 携帯からの投稿