濱内原は ボルボの運転席から、
「どうだ、景気は」
とワゴンの運転席にいる僕に話し掛けてきた。
学生時代 馴れ合いでHを続けていた女子学生の話を 濱内原はし、その後比叡山修行に行かされた と彼は笑っていた。
そして通行の邪魔になるので、「今度、バーを開いた大馬原と一緒に話そう」と笑って去った。
その後、僕は実家へ帰り、母に「ただいま」とだけ言って自室に篭った。
そして机の中に 想い出のMDウォークを見つけた。
耳にヘッドフォンを充てて聴いてみる。
「鞠之小路、なんか鞠之小路の全てを私にぶつけてきて、理菜 嬉しかった…」
初Hが終わった日の理菜の声が頭の中に響いた。 携帯からの投稿