「父さんが言ったんだが 大学はソウルで行くんだ」
とマンソンは言った
「韓国に行くの?」
マンソンと僕が話してる後ろで 玉野さんとヘジンがキャッチボールをしている
「ヘジンさあ 球速いよな」
「そうかな、玉野さん」
マンソンと僕は二人を見ていた
ウッドワード先生は 昼ご飯を作っていた
マンソンと入江を見ながら話していた
「マンソン、韓国語喋れるのかよ」
「いや。喋れない」
「喋れないでソウルに行くの」
「父さんの命令には従わないと」
「おーい 昼ご飯出来たぞ。食べに来なさい」
ウッドワード先生の誘いにヘジンは
「はーい!分かりました」
と先生に走り寄って行った