すそんなわけで、早朝にジャカルタ入りしたわたしたち。
しかし大使館との約束の時間は9時半。
時間まではマクドナルドかKFCに入って朝食がてら時間を潰そう…
という目論見でおりました。
が。
なんと!
24時間営業のはずのマックやKFCがどこも開いてない!
インドネシアはロックダウンはしなかったものの、PPKM(Pemberlakuan Pembatasan Kegiatan Masyarakat 社会活動制限)と呼ばれる規制が敷かれ、コロナの状況によって厳戒態勢になったりゆるめたりしながらやってきています。
この時もジャカルタはPPKMの影響で各種店舗の営業時間短縮や休業などが行われていたのでした…
ウォノソボはそもそも24時間営業の店や映画館みたいな施設もないし、夜8時くらいには閉まってしまう店も普段からあるのでそんなにいつもと変わった感じはしてなかったんですが…
ジャカルタは感染状況がかなりひどかっただけに、結構しっかりとPPKMやってたみたいですね。
交通規制も敷かれてて、ジャカルタ名物の大渋滞も緩和されてました。
まぁそんなわけでマックは諦めざるを得ず、かといって段々と気温が上がってく屋外に子供たちとずっといるわけにもいかず(ジャカルタは暑い!)
パパが大使館からほど近いビジネスホテルを急遽取ってみんなでそこで休憩となりました。
朝食もデリバリーで。
しばらくゴロゴロし、時間になったので歩いて大使館へ。
もー、ジャカルタ、特に大使館のあるタムリンのあたりはね、景色が直線で出来ている。
道路も広いしね。
小僧さん(乙)が「建物が高い!!」て興奮してました。
そうね、三階以上のものなんかないからね。
しかも近年は公共交通機関がかなり整備されてて、地下鉄なんかもある。
私がいた頃より更に更に発展しております。
ほんで大使館に入ったら、セキュリティチェックを通り、いよいよ領事部へ…というところに、
こんなスタッフが。
???
専用のご飯も用意されてる…
国際法に基づき不可侵であるはずの大使館敷地を自由に出入りしているようです。
これは由々しき事態ですね…スパイかもしれないからね
スパイとしばし交流するお兄ちゃんたち
なんと鋭い双眸。
これは国家機密を食っている顔ですね。
恐ろしや恐ろしや。
さて、事前に連絡をしていたので大変スムーズに対応してもらえました。
お兄ちゃんはこの日のために署名の練習してきたんですよ。
パスポートの自筆署名の欄、小僧さん(乙)はまだ私が代理で書けるんだけどお兄ちゃんは小学生だから自分でって言われてて。
一応普段から日本語の練習はしてるものの、長い名前を限られたスペース内に収めて綺麗に書けるように、
ちまちま練習しておりました。
失敗することなく書けました👏
さて、本来であれば申請から4営業日を経てやっと受け取れるパスポートですが、
私たちみたいな遠方からの利用者に限って即日で出してくれるようです。
まぁ在ジャカルタの大使館に限らず各地にある領事館がカバーしてる範囲ってめちゃくちゃ広いのでね…
また午後に来てねってことで、時間潰しに近くのモールへ。
で、噂に聞いてた通り、これの出番!
コロナ罹患歴やワクチン接種歴なんかを管理する国営アプリ、プドゥリ・リンドゥンギ(Peduli Lindungi)
これに登録した情報をモール入り口でチェックされます。ワクチン未接種ではモールには入れないわけです。
なるほどこうやって使われるのか…
しかし、平日の昼間というのを差し引いても人が少ない…閉まってる店もちらほら。
お昼は日本式のラーメン屋。
鶏がらスープ中心の味で子供たちもよく食べました!
なんとですね、お支払いが感染防止のため現金を受け付けておらず、カードのみ対応だったんですよ!!
おジャカルターーー!!
キャッシュレス生活が現実化しとる…
座席も家族であってもきっちり一席置きでね。
形だけ座席にバツ印付けてるとこはよくあるけど、こんなにちゃんとルール守ってるとこ見たことないわ。
そんなギャップにいちいち感心しつつ、午後、無事にパスポートを受け取れました。
はぁーーミッションコンプリート!
いやーお疲れお疲れ。
さて帰るべ…
そう、日帰りなのです。
お兄ちゃんもオンライン授業や課題があったのでそう何日も休めない!
Grabというアプリ登録制の個人タクシー。
こちらも感染対策バッチリ。
ターミナルまで行き、帰りのバスに乗ります。
帰りもこんな感じ。
さらば首都!
さらば直線的な景色!
また2年後に今度は私のパスポート更新で来ます!