というわけで、8月17日、インドネシア75回目の独立記念日でした。
ブレーメンの音楽隊作戦が功を奏した結果です。
他にも輪ゴムリレーとか、手を繋いだままサルン(輪っか状になった布)を通すリレーとかがあって、大人も子供も存分に遊びました。
よく晴れた乾季の空です。
毎年ですが、日本が猛暑に苦しむ頃はインドネシアは乾季でお肌サラサラシーズン。
朝晩は冷えますがいい季節です。
そんな季節が独立記念日なんですね。
インドネシアの祝日って、レバランもニュピも春節祭もイースターも、毎年日にちが移動するものが多いので、こうやって毎年同じ日に祝うのは印象に残りますね。
今年も国旗掲揚のお達しがあったので全戸紅白旗🇮🇩をあげました。
さて例年なら盛大に村や学校をあげてお祝いイベントがあるところですが、
今年はまぁ自粛です。
村では各戸から米と費用を募ってナシクニン(nasi kuning)と呼ばれるお祝いご飯を作るだけに留めました。
一時期は感染者ゼロが続いていたのが、また最近ぶり返してきたんですよね…
というわけで、昨年の独立記念日の様子を紹介しますね。去年独立記念日の記事書かなかったからちょうどいいや。
お兄ちゃんの学校ではちょっとした運動会みたいな日でしたね。
この日は授業はありませんでした。
みんなお揃いのハチマキとフェイスペイント。
お兄ちゃんは箸で豆をつかんで運ぶリレーに参加しました。
インドネシアでは基本的には箸は使いません。
以前、うちのパパが箸を使えないことに驚いてた友人いたんですが、使わないんですよ。
華人系の人たちはちょっとまた違いますし、麺屋さんでは箸を置いてたりするので100%ないわけではないにしろ、
使える人はかなり少ないです。
ただ、お兄ちゃんはみんなよりはちょっとだけ箸の経験があるので、意気揚々と参戦した次第。
こちらは、『ピナン登り(panjat pinang)』と呼ばれる競技で、独立記念日の定番です。
ピナンというのは檳榔(びんろう)の木のことですが、今は竹を使うことが多いですね。
まっすぐで登りづらいものならなんでもいいんだと思います。
ただでさえ登りづらいこれに、油を塗ってつるつるにして、てっぺんには賞品をぶら下げます。
登って掴んだ賞品をもらえるという競技なわけです。
小学生向けなのでさすがに油は塗られてません。
それでもスルスルと登れてしまうのはスゴイ!
私は人生で一度も棒登りが出来たことのない人間です。
元は植民地時代にオランダ人🇳🇱がやってた遊びなんだそうです。
運動として、帆船のマストに登ることをしてたんだとか。
それが現地民にも広まって今に至るんですね。
さて、村は村でお祝いをします。
空き地に何やら穴を掘ってバナナの幹を吊るしていました。
なんだこの処刑台みたいなのは。
まぁしょうがない…
観光立国(国ではない)のバリ島も、来月から観光客を受け入れると言ってましたが、やっぱり年内は無理となったとのこと。
今しばらくはみんな我慢我慢ですね。