もちろん、旅先での食事も重要なテーマ。

島を越えるとなると尚更!

ご存知、ジャワ島はイスラム文化圏であり、イスラム教は豚とお酒がNG。(あと犬食も)

その為豚肉を扱う精肉店・料理屋というのは非常に限られていて、しかもそれも都市部の話。

ウォノソボみたいな田舎ではまず豚なんてお目にかかれません。

(※ただし、裏ルートを通じて入手することは可能です。なので家庭でなら年に1、2回くらい食べられます。この辺のウォノソボ豚事情はまた機会があれば別途…)


で、バリ。

ヒンドゥー文化圏ですので豚禁忌はありません。
むしろ豚料理が名物となってます!

豚の丸焼き料理、バビグリン


あーーー豚豚豚。
豚はいいねぇ。

バリでは色々と有名店があるようですが、パパが在バリ時代によく来ていたお店はこちらだとか。


滞在期間が長ければ、各店のバビグリン食べ比べも楽しそうです。



あとこちらも、パパ的懐かしのバリ飯だそうで、ナシ・ジンゴ(nasi jinggo)

バナナの葉の包みを開けるとこんなん。


少量のご飯とおかずのワンセットで、ジャワでいうナシ・クチンみたいなもんかな。

※ ナシ・クチン nasi kucing : 猫のご飯。キャットフードのことじゃなくて、猫が食べるみたいに少量のご飯とおかずワンセットの軽食

ナシはご飯という意味ですが、ジンゴというのは中国語で1,500という意味なんだそうで。
元々が1つ1,500ルピアだったからとか。
なんで中国語?

こういうのは来歴とか調べたら面白いんでしょうね。


あと、バリ特有の…というわけではないですが、田舎には無い洋食も!

ブルスケッタなんか見たの何年振りだー


インドネシアも都市部ならヨーロピアンなレストランが結構ありますが、特にバリは欧米からの観光客が多いのでそこら中にありますね。


ピザハット


ジャワ人は酸っぱい味が苦手で、ジャワ料理には酸味を使うものがほとんど無いんですよね。
だからジャワにいると酸味不足になる。
サラダだドレッシングだなんてのを見てしまうとついついこうなります。


そして忘れちゃいけない海の幸!
この時は中華にて。


エビですよエビ。
私の時代は日本のエビ輸入先トップはインドネシアだと習いましたが、今はどうなんでしょ?



牛丼、吉野家。
私がジャカルタにいた2010年にインドネシアに初進出だーとかで日本人たちの間で話題になってました。
私は今回初。


うどんも美味ー



食後のデザートも。
マクドナルドのティラミス


ああーバタークリームじゃないケーキ!!

ウォノソボはねぇ!マクドナルドも無いんですよ!KFCもね!!
90年代に一度出来たらしいのですが、すぐ潰れたそうです。
当時の物価からしたらマクドナルドはかなり高級食だったんだろうし、バーガーみたいなパン食もまだまだ浸透してなかったしねぇ。

だからウォノソボ民が都市部に出て、マックやKFCで食事するってのはちょっとしたステータスなんです。
都会っぽくて。

今ならウォノソボでもいけると思うんで再進出ご検討下さいマックさん!


こちらはブレッドトークというシンガポール資本のベーカリーで売ってるチーズケーキ。


ブレッドトークは東南アジアでは結構手広くやってるみたいですが、インドネシアでも主要な都市には大体チェーン展開してます。

バンドンに住んでた頃はよく食べてた私の懐かしフードというかスイーツ。

そしてこれ!!
ドリアンケーキ!!


中に丸ごとドリアンと生クリームが入ってて、それをクレープ的な生地で包んであるんです。

スマトラ島のメダン市にこういう名物があるって聞いたことあったんだけど、
バリでもあるんだなー

いつか食べたいと思ってたのでラッキー!
元々クリーミーなドリアンはなるほどクリームとも相性が良い



あんまり食べ慣れないものばっかだとチビちゃんたちに負担なので、そこそこ普通なインドネシア料理も食べてましたが、
短い期間ながらも色々楽しめて満足でした!