人間関係を維持するには多少の忍耐や配慮が必要ですが
相手を喜ばせるために
我慢ばかりするようになると
不健康な関係が生まれてしまいます。
恋人や配偶者との間で
そのような関係性に悩む人は少なくありません。
我慢することに慣れてしまうと
それが当たり前になり
自分は何が好きで
本当はどうしたいのかがわからなくなります。
自分に嘘をついたり
自分を粗末に扱ったりするのは
自分に意地悪をしていることになります。
しっかり心の声に耳を傾けて
自分を大切にすることが重要です。
「母と娘の共依存」を抜け出すためには
以下のように3つのステップを踏むことが必要です。
1.共依存であると自覚する
自分が今立っている現在地が見えないと
目的地に向かって歩きだすことはできません。
まずは、自分と母親の関係がどのようなものなのかを
カウンセリングなどを通して知る必要があります。
2.共依存をやめることを決意する
親離れすることへの罪悪感を乗り越えたり
母親に依存することで得られるメリットを手放したりするための
「覚悟」が大切です。
親が高齢になって他界するまで我慢していると
親が他界した時に自分も中高年になっています。
その時点から人生を生き直すことは簡単ではありません。
「共依存を続ける代償は大きい」ということを意識して
自立のための目標設定をします。
3.抜けた先にある状態をイメージする
「見捨てられ不安」を抱えていると
親離れをした時に感じる空虚感に耐えることができません。
母親と近しい関係にある時は
母親が空虚感を埋めてくれる源泉になっていたわけです。
自分の中にある空虚感を自分で埋めることができると
母親との共依存から卒業できますし
その後も他者と共依存関係にならなくなります。
そのような状態をイメージして
意識を「自分自身」に向けることが重要です。
自分の本音がどこにあるのかを確認し
自分の本音に従い、自分の行動の責任を取ることを繰り返すことで
「本当に頼ることができるのは、自分なのだ」
と自信を持つことができるようになります。
「自分を信じることは楽なこと」というイメージを持って
小さな選択でも自分で決断をすることが自立への第一歩です。
「母と娘の共依存」には、3つのパターンがあります。
(1つ目)
母親が一家の主(あるじ)というパターンです。
家族は誰も母親に反論できないという環境になっています。
娘は、「親孝行な娘」という役割を演じます。
(2つ目)
一卵性親子というパターンです。
母親がステージママの役割を果たします。
「母と娘の共依存」には、3つのパターンがあります。
母娘は同志となり、二人三脚で人生を歩みます。
(3つ目)
母親がスポンサーとしての役割を持つパターンです。
娘は、「苦労は怖い」と刷り込まれています。
経済的に苦労したくないがゆえに、母親の望む通りの娘を演じ続けます。
表面的には満たされていて「欠乏感」を感じにくいのですが
自分を信じるという経験をしたことがなく
オリジナルの人生哲学を作ることができないので
内面には怒りや悲しさ
自由に生きている他者への妬みが溢れています。
3つのうち、どれか一つのパターンに当てはまる場合もあれば
すべてのパターンに当てはまる場合もあります。
次回の記事では
共依存を抜け出すための3つのステージについてお伝えします。