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リアルタイム記事です。

「過去の備忘録」は少し間が空いてしまっています。

前回記事にした時期の気持ちが蘇ってきてしまい、記事を更新する気になれずにいます。

更新する気になるまでしばらく放置してしまうかもしれません。




凌亮は離婚後の新しい生活で出費も嵩んでいることから、私と会うことに負担を感じて欲しくはないと思っていた。


だから凌亮にはわからないように私が多くお金を出したりしていたけれど、凌亮に勘づかれ、じつは…と先日明かしていた。


この間のお篭もりデートでその話になり、

「ちゃんと俺も出すから。気遣ってくれて本当にありがとう。唯がいないと生きていけないよ」

と私をぎゅっと抱きしめた。


私がいないと生きていけないって、それは感謝の気持ちを表した大袈裟な言葉だとわかっているから適当に流したんだけど、


「俺、重い?(笑)」

って聞くから笑っちゃった。


「重いって(笑)…普通逆じゃない?」

そう返したけど、なんか嬉しかったな。


独身の凌亮と、既婚の私。


すがったりして重くなるのは本来は私の役のはずだから。


「ありがとう」は私のほうなんだよ。


本当はそんなふうには思いたくないから言わないけど。


同じ立場だった時は考えることもなかった関係性。


ただ、嫌われないために良い人を演じてまで繋ぎ止めるのは自分を惨めにするだけだとわかっているから、凌亮の前では今まで以上に私のままでいたい。


そう思えるようになって随分と気持ちが楽になった。