予言者カルカスにより戦争の長期化の原因は
ヘラクレスの弓が無い事とと予言され
オデュッセウスとディオメデスは
レムノス島に行きました
この島にはトロイア戦争の初期に誤って
自らの毒矢を足に刺してしまい
動けなくなって置き去りにされた
ヘラクレスの弓の持ち主ピロクテテスがいました

ピロクテテスは約10年も放置されていた為に
たいそうヘソを曲げていて首を振りませんでした
が夢にヘラクレスが現れ
トロイアで足の治療をすれば足は良くなる
その後に争いの根源であるパリスを射抜けと言いました
久しぶりに親友に会ったピロクテテスは
トロイアに行く事を決意し出発

トロイアについたピロクテテスは
マカオンに足の治療をして貰い
すっかり良くなり
ヒドラの毒の塗ってある矢を使って
パリスの胸を射抜きました
この傷を治せるのはパリスの前妻
オイノネだけでしたが彼女はこれを断り
パリスは亡くなり火葬されました
この火を見ていてオイノネは自らが間違っていた
と火の中に飛び込みパリスと共に焼かれました