2019年公演のアンジュルム主演舞台

原作はアニメ化やドラマ化がされた

有名なバレーボール漫画

漫画の連載は1968年1月からで

自分が生まれる前なんですねぇ~

個人的には1969年から始まったアニメ版の

多分 再放送を見たのが最初だと思います

2005年のドラマ版は主役が上戸彩だったんですねぇ~

 

「ポジティブ・モンスターは究極のシスコンだった」

 

以下ネタバレありです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京から静岡に引っ越して

富士見学園に入学する中学時代に

全国大会で優勝した経験のあるこずえ

そこにはかつてのライバル みどりが君臨して

一大王国を築いていた

もう冒頭からいざこざ起こる雰囲気満々ですね 苦笑

それを見て悪態をつく京子

佐々木さんの演技が光ります

それにしてもこずえってポジティブ・モンスターですね 苦笑

 

みどりの取り巻きがみどりに従う振りをして

みどりを上手く利用している事を知るこずえ

裸の王様の周囲って大抵 こんなのばっかりですよね

頭が変わったらすぐに新しい方に付く日和見

まぁそういう生き方は楽なんでしょうけど・・・

この取り巻き3人のうちの2人が

BEYOOOOONDSの江口さんと西田さん

BEYOOOOONDSは演技にも力を入れているグループだから

こういう場で演技出来ている事も力になっているんでしょう

 

こずえとみどりがそうそうに直接対決して

吹っ切れて仲良くなる

序盤でこの展開って事は今後 新たなライバルが出るんでしょう

でもみどりはみどりで不器用な女の子みたいですね

それでよく中学時代にこずえのライバルになれたものだなぁ~

バレーボールって集団競技だから個人の能力がいくら高くても

それで勝てるわけではありませんし

中学時代は今の取り巻きとは別の人が

一緒にいたんですかね?

 

バレーボール部はPTA会長の娘 みゆきが支配していて

1年は実力があっても雑用以外はさせて貰えなかった

前時代的な感じですねぇ~

これに対してこずえは姉 瞳のアドバイスで

みどりを誘ってバレーボール同好会の立ち上げを行う

どうみても波乱の幕開けって感じですね

で早速 2人に興味を持った松枝が参加して

3人でバレーの練習を始める

松枝は運動神経が良く、

あちこちの部活の助っ人をしていたらしい

 

で、やはりみゆきの耳にバレーボール同好会の話が入り

直接 対決となり、こずえはみゆきに勝負を挑む

それぞれ2週間後の勝負に向けて練習を始める

がここでみゆきは必死に練習をする

自分に才能が無い事を実感しているようだ

一方、こずえ達はみどりが新サーブの習得に励み

こずえは松枝の特訓を行った

 

この練習を見たすずめは興味を持ち

京子は相変わらず罵倒するものの

若干 ツンデレ感が出て来たような?

 

そして試合の日

こずえ達が勝ってみゆき達が敗北

みゆきはバレー部を辞めようとするが

こずえがみゆきの統率力や求心力を買って

引き続きバレー部のキャプテンをお願いして

みゆきも了承し、

バレー部とバレーボール同好会は統合された

 

この新バレー部に情報屋と呼ばれ

試合の審判を引き受けたすずめが新たに入部し

人数が増えたが、これに対し京子が不快感を持ち

みどりと対決する事になるが

京子はみどりのサーブを尽くレシーブしてみせた

実はみどりは中学の時はバレー選手だったが

両親の意向で高校ではバレーを禁止されていた

それってただの八つ当たりじゃね?

どうせ当たるなら親に当たればいいのに・・・

子供って親を選べないから不幸だよね

親の良し悪しで子供の人生が大きく変わってしまう

子供に大金かける親もいれば、

大きな愛情をもって育てる親もいるけど

子供を虐待する親や

子供を自分の持ち物のように扱う親もいる

いっその事 子供は親専業のプロ以外には

育てられないようにした方がいいのでは?って思います

そうすれば最低でも生まれた時点での格差は無くなりますよね

それに親の良し悪しは学校での虐めにも直結していて

それで亡くなる子供がいる以上 親の影響力って

本当に良し悪しだと思います

親って子供を教育する義務があるのに

道交法すら読んでいないアホが多いですしね

 

更に自分で納得して諦めたならともかく

人に言われてやりたい事を諦めた人って

大人になっても何でもかんでも自分では責任を取らず

他人の責任にする人が多いと思います

自分でやらないクセに誰か他人を引き合いに出して

誰それのせいで出来なかったとか

やれば出来るけど誰それのせいでやらなかっただけ

とかやたら言い訳がましくて惨めったらしくなってます

もうそうなると哀れとしか思いませんねぇ・・・

この作品の京子もまさにそうなっていますね

 

がここでポジティブ・モンスターのこずえが

バレーも勉強も両方やってどっちでも成功すればいい

と無茶振りするも

何故か京子は開花してバレー部に入部します

こずえは下手すればカルト教団の教祖になれるかも? 苦笑

 

部員も増えたバレー部は試合で勝ち進み

強豪に仲間入りしてインターハイを目指す

ここでみゆきが父に頼んで元全日本代表のコーチで

前時代的な鬼コーチ清水が就任する

清水コーチは春の大会で負けた寺堂院高校の

八木沢三姉妹を想定して練習を始める

寺堂院高校は関西の学校らしく

八木沢三姉妹は大阪弁で演技をしていました

 

清水コーチのあまりにもなスパルタ指導に

松枝が辞めると言い出す

みどりや京子もこれは練習ではないと去る

こずえも清水コーチのやり方には納得出来ないと主張する

みどりと2人きりになった時点で清水コーチは

バレー部員の才能を褒めて自分が嫌われても

選手が成長出来ればいいと話す

それをこっそり聞いていたこずえ達

何か感動的なシーンって感じの演出だけど

そんなものは言わなければ相手には伝わらない

このコーチは恋愛が下手くそな男と同じだ

以心伝心だとか察してくれとか

全て自分の都合でしかなく

相手に対する思いやりが全く無い

こんなやり方では崩壊して終わりって事になっても

全く不思議では無く、そうなったら全て終わる

いくら才能を開花させる為といっても

選手がコートにすら立てなくなったら元も子もない

このコーチは自己犠牲に酔っているだけです

 

でも現実とは違いこずえ達が謝罪して折れる

現実だったらパワハラ指導者って事で

バレー業界から追放されてもおかしくないレベルなのにね 苦笑

 

清水コーチと共に新しいフォーメーション攻撃を

編み出して特訓するバレー部員

インターハイ予選も順調に勝ち上がる

が松枝がどうしてもみんなと比べ一歩劣ってしまう

本当ならすずめも同じようになってもおかしくないのに?

どちらかというと部活の助っ人をしていた松枝の方が何とも無く

すずめがコンプレックスを感じるポジションって感じだけど

他の部活では活躍出来たのにバレーでは・・・

って感じの演出なんでしょう

唯一 松枝の異変に気付いたこずえだったが

こずえも母から姉 瞳の危篤の連絡を受け

病院で最後の別れをする

 

姉の死後 こずえが練習をサボって一週間

更に松枝が戦力不足だと清水コーチが言っている

ところを松枝が見てしまった

それを知った京子が松枝を引き止める

松枝のおかげで京子が再びバレーに

復帰出来た事への恩返しって事だけど

松枝の気持ちは動かなかった

 

こずえは引き籠もりになっていた

あのポジテイブ・モンスターの根本が

いかに姉の存在に支えられていたか

という事なんでしょうね

そんな中、みどりがこずえを訪ねてくる

でもそれでもこずえは動かない

みどりがこずえの母から託された

姉・瞳の作ったスクラップブックを渡すと

こずえは少しずつ復活してくる

結局 こずえは極度のシスコンだったって事のようで・・・ 苦笑

 

こずえが復帰したので次は松枝の件

松枝はずっと走っていたそうです

足腰強化かな?

こずえはみんなに迷惑をかけたくないという松枝に対し

迷惑をかけてもいいんだよと言う

そこに清水コーチが来て

松枝は努力家で前向きで明るいから必要だと言う

おいおい 前と言ってる事が違くない?

 

インターハイ決勝

富士見学園 対 寺堂院高校

八木沢三姉妹の攻撃が続くも耐え抜き

みどりの新サーブと

姉・瞳の残したこずえの竜巻落としで優勝した

 

決勝戦よりもここまでの道程の方が紆余曲折あり

ドラマチックで面白かったですね

途中でそれは無いだろ?とか

さっきと言ってる事が違うよね?とか

いろいろツッコミどころはあったけど

全体的にはよく纏めたなって感じでした

 

★鮎原こずえ:和田彩花(アンジュルム)
中学2年時に結核の転地療養で東京の名門校・明法学園から
静岡の富士見学園へと転校
バレーは明法の頃から得意でアタッカーだった
★早川みどり:上國料萌衣(アンジュルム)
中学2年に富士見学園に転校
大資産家のお嬢様
ワガガマな性格で
キャプテンになりたい一心でこずえともめる
★大沼みゆき:中西香菜(アンジュルム)
富士見高校キャプテン
こずえ達の2学年先輩

PTA会長の娘でバレー部の王様

★石原松枝:室田瑞希(アンジュルム)
富士見高校のムードメーカーで通称:森の石松

様々な部活の助っ人をする程の運動神経の持ち主
★真木村京子:佐々木莉佳子(アンジュルム)
こずえ達と同学年
富士見高校転校当初はガリ勉で成績は余裕で首席
実は中学ではバレー部員だった
★小幡すずめ:笠原桃奈(アンジュルム)
情報屋の小幡と呼ばれるほど耳が早い

何も言ってないけどバレー経験者らしい

★富士見高校バレー部員:
一岡伶奈
島倉りか(BEYOOOOONDS / CHICA#TETSU)

★清水晴子:麻尋えりか
PTA会長が招聘した元全日本の鬼コーチ

パワハラ、暴力なんでもやるクセに

実は生徒の為なんだと言い訳する典型的なDV野郎

★鮎原瞳:勝田里奈(アンジュルム)
こずえの姉

妹のこずえが大好きで妹のスクラップブックを作っている
体が弱く、心臓病で夭折してしまう


★八木沢香:竹内朱莉(アンジュルム)
寺堂院高校キャプテン
八木沢三姉妹の長女
★八木沢静:川村文乃(アンジュルム)
寺堂院高校のメンバー
八木沢三姉妹の次女
★八木沢桂:船木結(アンジュルム / カントリー・ガールズ)
寺堂院高校のメンバー
八木沢三姉妹の末っ子
★富士見高校取り巻き / 寺堂院高校バレー部員:
小野田暖優(演劇女子部)、
江口紗耶
西田汐里(BEYOOOOONDS / CHICA#TETSU)