2010年9月にBerryz工房が主演した舞台で

演ずる役をメンバーが入れ替わりで行いました

自分が見たU-NEXTでの配信は

菅谷梨沙子さんが主演の回でした

 

全く関係ありませんが

自分も昭和43年生まれなので

3億円事件には何かしら気になるものがあります

そういう点でもこの舞台を見るのは楽しみでした

 

以下ネタバレありです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の府中

東京の大学見学の為に
北海道から立川に上京した琴絵が

昔の白バイ隊員の服装で

旅館まほろばを探す少女と出会う

旅館まほろばは琴絵が宿泊する旅館だった

その少女、雨宮依子が旅館まほろばに来てから

物語は昭和43年と現代を

行ったり来たりしながら進行していく・・・

 

現代

旅館まほろば

立川で約60年続く老舗だけど

もうそろそろ傾きかけの寂れた旅館

PRの為に主人の友好が後輩で

地元ケーブルテレビ局の社長

川藤にケーブルテレビで旅館を取り上げて貰う

娘の香澄にも協力して貰うが

さっぱり上手くいかない

そんな所へ客の琴絵と依子がやって来る

依子は一郎を訪ねて来たが

一郎は依子を見て一郎はもういないと言う

それにしても依子は最初は訪問者だったけど

その後、旅館に宿泊する事になる

この場合の宿泊費は誰が出したんだろう?

完全に主人の厚意で泊まったのかな?

 

昭和43年当時

雨宮依子は旅館の若い従業員

鈴木一朗の親同士が決めた婚約者だった

彼を頼って尾道から上京してきて

旅館まほろばの仲居として働くとの事

依子はいかにも田舎出身の純朴な少女だが

その一方で実家であるそば屋で配達を手伝っていて

バイクの運転が上手いとか

祖父が紙芝居屋をやっていて絵が上手く

腹話術が出来て

声を自由に変えられる特技を持っていた

逆に一朗はいかにも垢抜けない青年で

背伸びをして不良に憧れバイクを持っているが

運転はあまり上手くないという感じ

後々の為に依子の特技が設定された感じ 苦笑

まぁお淑やかなのにバイクの運転が上手いとか

変声の技術があるのはある意味

ギャップ萌えかもしれないけど・・・

 

現代

依子の言動から

香澄や緑、琴絵が依子の正体に疑問を持つ

更に川藤やその娘の佳林も

依子と一郎の関係や

最初の依子の服装から3億円事件の犯人が

タイムスリップしたのでは?と疑うようになる

佳林の行為は犯罪スレスレ

この辺は普段から父親の犯罪スレスレ取材を

知っているからという設定なんですかね?

でもそうなると実は父子家庭かも?とか思いました

意外と万里子が結構 深く入り込んでいたりして?

 

昭和43年当時

ある日、一郎が自身が憧れる

不良のアマチュアシンガーで

米軍基地前で勝手にゲリラライブをしている

純弥のライブに依子を連れ出す

一郎は熱狂するが依子は全く好きになれなかった

が米軍の取り締まりがあり

高い所から飛び降りた純弥を依子が助け

そのまま旅館まほろばに連れ込む

この出来事を切っ掛けに純弥は依子が気になり

一郎は依子が純弥を好きになったと思う

 

現代

万里子が3億円事件の犯人とされる

モンタージュ写真を手に入れる

一説によるとこのモンタージュ写真は

元々 怪しいと思われていた

白バイ警官の息子の写真が使われたとか・・・

結局 その少年は補導される前に自殺して

真相は何も解らず犯人とは断定出来なかったとか

 

昭和43年当時

翌日には純弥の仲間の

利一や明美も旅館まほろばに

入り浸るようになり

純弥は2人に現金強盗の相談をする

これを偶然 聞いてしまった依子は

どうにか止めさせようとし

一郎は依子が危険な目に合わないようにしたい

と思いながらも気弱な性格から何も出来ずにいた

ここでも一郎の小心者が発揮されちゃっています

見ていて「一郎 少しは頑張れよぉ~」

って思っちゃいましたね 苦笑

 

現代

依子が一郎に何故 お金を交番に持って行かなかったのか?

と尋ねるが一郎は全く解っていない

お金は依子と一郎が知る旅館の地下室?に隠されていた

この地下室 数十年間 誰も入らなかったんですかね?

点検などで工事の人が入ってもおかしくないような?

 

昭和43年当時

意を決して一郎は現金強盗の決行日に

純弥を拘束、しかし純弥が行かないと

利一が無差別殺人をしてしまう

仕方なく依子が代わりに白バイ隊員に扮して

現金強盗を行う

が金を明美の下に持っていかなかった事で

利一にバレて彼に襲撃される

そこに純弥が割って入り

利一から奪い取った拳銃で撃つが

同時に利一にナイフで両目を切られてしまう

依子は自分を庇い失明した純弥を助け共に逃亡

後から来た明美を怪我をしている

利一を助けて共に逃亡した

よくよく考えても利一が例え1人で突っ込んでも

そう安々と無差別殺人は出来たのかなぁ?

もし出来たとしてもそれを止める為に

依子が犯罪者になる事は無かったように思います

あと明美は元々純弥のグルーピーみたいな感じだったのに

利一と共に逃亡ってその行動原理がよく解りませんでした

あの後 重傷?の利一と明美はどうなったんですかね?

 

現代

実は現代の依子は依子ではなく

依子の孫の一希だった

親友の琴絵に協力して貰い

一郎に会いに来たのだった

依子は失明した純弥と最後まで添い遂げ

しかし、想いはずっと一郎にあった

一郎が依子が本当は純弥が好きだと思ったのは

ただの一郎の勘違いだった

一希はその祖母の想いを一郎に伝える為に

会いに来たのだった

依子の本当の想いを知った一郎は

約束しながら行けなかった初詣に

依子のまぼろしと共に一緒に行った

最後に依子のまぼろしが出て来た

って事は依子も亡くなったという事?

それともただ単に一郎が想像したまぼろしって事?

年齢的に70歳前後だから生きていても

死んでいてもおかしくないしなぁ・・・

来生で結ばれればいいなぁ~って感じなのかなぁ?

 

「登場人物」

●昭和43年

★雨宮依子:菅谷梨沙子

父の友人の息子一朗の婚約者として

尾道から立川に上京して

旅館まほろばの仲居として働く

実家はそば屋で地元では

バイクで配達していた為に運転が上手い

祖父が紙芝居職人で腹話術が出来る

自身も紙芝居を作るのが得意で
糸江や奈菜美に読み聞かせてあげている

3億円事件の実行犯

★鈴木一朗:宮原将護

旅館まほろばで働く青年

父の友人の娘で幼馴染の依子が

親同士の決めた婚約者で上京してくる
★不知火純弥:南翔太

米軍基地の前で無断でライブをしている

反社会派の不良シンガー

イケメンでファンが多い

3億円事件の立案者

★風見利一:斉藤佑介

純弥の不良仲間

常に銃やナイフを持っていて

キレやすい

糸江や奈菜美からハカイダーと呼ばれている

★明美:夏焼雅

純弥の不良仲間

アバズレ女で口が悪いが仲間思い

★伊東友一:中神一保(大人の麦茶)

立川で創業60年の
老舗旅館まほろばの主人兼板長

★伊東民子:肥後あかね

まほろばの女将
二代目を妊娠中

★伊東糸江:清水佐紀

まほろばの長女
学校では写真部に所属して
将来の夢は写真家

★伊東奈菜美:田辺奈菜美(ハロプロエッグ)

まほろばの次女

 

●現代

★雨宮依子:菅谷梨沙子

雨の中、昔の白バイ隊員の服装で現れ
旅館まほろばにやって来た少女

実は依子の孫の一希

★長友琴絵:須藤茉麻

東京の大学見学の為に
北海道から立川に上京し
宿泊する旅館まほろばに行く途中で

雨宮依子と出会う

実は一希の友人で今回の件の共犯者

★鈴木一朗:池田稔(大人の麦茶)

旅館まほろばの番頭

★伊東友好:並木秀介(大人の麦茶)

旅館まほろばの主人
糸江や奈菜美の弟
昭和43年生まれ

★伊東香澄:嗣永桃子

友好の娘で旅館まほろばの看板娘

高校生で緑と2人でバンドを組んでいる

旅館の先は短いと思っている

★児島緑:熊井友理奈

香澄の友達でバンド仲間

★川藤中:和泉宗兵

立川の地域ケーブルテレビの社長兼カメラマン

伊東友好の後輩で旅館まほろばのPR映像を撮る

★川藤佳林:宮本佳林(ハロプロエッグ)

川藤中の娘

★清家万里子:徳永千奈美

ケーブルテレビのキャスター