3連休…連休前日夜半に雨が降ったりして、私の行く水系のコンディションは悪くなかったか、と思われます。
そうはいっても、この水系の本流は、水が多く、なかなか釣りにならないので、支流へ。
が、土曜日はその夜半の雨のおかげで、前日までの決心がゆらぎ、別の支流へ足を向けました。
普段の入渓点から始めるも、反応がない…
水は薄っすらと濁り、いい雰囲気を出していますが…
前週に良いサイズの出たところも、この日は無反応。
最初の反応は、その場所の少し下で出た、可愛いヤマメ。
この1本で、少し気が楽に…
気が楽になると、不思議と、オーラも出なくなるんでしょうか…反応が続きます。
派手なジャンプと豪快な走りで楽しませてもらった虹…
ここで上がっても良いか…と思ったものの、やはりもう少しいいサイズのヤマメを釣りたい、と思い、延長戦。
が、釣りたいオーラが出すぎたのか、ここも反応が鈍い…最初の魚は招かれざる君でした。
君じゃないんだが…でも、この子がいる、ということは、間違いなくヤマメもいる、と信じてルアーを打ち続けると、結果は出ました。
行ったか!?と思いましたが、少したりませんでした。
が、体高、風貌、雰囲気……大満足の1本。
この日はこれにて納竿。
このコンディションでこの反応…少しこの区間は攻めすぎたかもしれません。
少し、放置が必要かな?
連休最終日。
次男坊から、「今日は連れてって!」というお願い。
次男坊にもヤマメの魅力を伝えたい、と思い、前回とは違う支流へ。
水量は、前回来た時から、少し減っている…というか、かなり減っている…
が、次男坊を連れての遡行は、このくらいのほうがやりやすい。
きょうは、次男坊がどうしても「ミノー」で釣りたい、ということなので、お父さんは後追いでスプーン中心の釣り。
が、私の次男坊…スプーンが釣れるルアーだ、と全く信用していないので、「釣れるぞ」と見せるのも今日のミッション。
こんなボサを一生懸命釣り上がりながら、打っていくと、スプーンの私にちょっとずつ反応。
が、食いが浅い!?のか、ポロポロと落ちる…
フックは新品なので、問題ないはずだが…と考えていると、次男坊の声。
その先を見ると、竿が僅かに曲がっている。ラインの先を見ると、回転する魚体。
落ち着け!と声をかけ、岸に移動しろ、と指示をだし、ランディングを手伝いに行こうとした瞬間消えたラインの先の魚体。
呆然とする二人…
深呼吸をした後、次男坊の顔を見ると、バラした悔しさより、かかった!という満足感が大きい笑顔。
(でも、しばらく後…「あのバラしたのが~」とグチグチ言っていたのは、言うまでもないですね…)
この笑顔、次こそはキャッチして、もっと満面の笑みに!
気を取り直して、パンを頬張りながら、釣り上がるも…この日は、私と次男坊に微笑んでくれる魚は…
二人で、5バラし…まぁ、よくバラしました。
が、この「バラし」も釣りの一部。
そんな話をしながら、川を歩きながら、バラして悔しがりながら、色んな物見て笑いながら…
そんな次男坊との釣行…釣れなくても、とても楽しめた数時間。
釣りって、もちろん魚を釣ることが目的ですが、それだけじゃないな、と実感したこの釣行。
この支流にはまた来て、ぜひ次男坊に釣ってもらおう、と…
でも、今度は…水量の落ちた本流かな ……… ね!?