訪問看護師のはしもとです


西洋医学

東洋医学


私の感覚ですが

なんとなーく

「対立関係」のようにみえます


先日

ある講座で


西洋医学の父

といわれる

ヒポクラテスの

話を聞きました。

ヒポクラテスは

ギリシャ、コス島に生まれ

紀元前450くらいに活躍

ヒポクラテスの

弟子たちは

コス派と呼ばれ

内科のみならず

外科治療も行い


ギリシャの各地で

多くの人を救ったそうです。


ヒポクラテスの

1番の功績は

医術を

原始的な

魔術や呪術から

切り離し

客観的な観察を重んじる

科学へと発展させたことと

いわれています。


その

ヒポクラテス

現存する

ヒポクラテス全集には

このようなことが

書かれているそうです

「月に一度断食をすると病気にならない」

「満腹が原因の病気は、空腹によって治る」

「汝の薬を食事とし、食事を汝の薬とせよ」

「病気は食事療法と運動によって治療できる」

「食べ物で治せない病気は医者でも治せない」

「病気は人間自らの力を持って自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」


ヒポクラテスの生きた時代は

紀元前450年のギリシャ

今のような

薬はありませんから

「自らの力を持って」治すしか

なかったとも言えますが

病の治癒は

そのように経過するものだと

私も思います。


ヒポクラテスは

インド、エジプト、中国の

医学知識を学んでいるので

そもそも

医学に

西洋も東洋もなく

そこの風土や

生活様式に合わせて

発展していっただけの

違いなんじやないかなーと

なので

「対立」して

どっちが良い、どっちが悪いは

ないと思います。


ヒポクラテスは

医学の発展し続けてるため

人の教育にも熱心だったようです。

自分の命が終わっても

その先の先まで

人間のための医学が

進化していきますように。



以下も

ヒポクラテスの言葉です。


人生は短く、術のみちは長い。

機会は逸し易く、

試みは失敗すること多く、

判断は難しい。