ご訪問いただき、ありがとうございます。
年末に向かって公私共に、しなければならないことが増えてきて、皆さんのブログを読み逃げばかりして、ペタをするだけで精一杯です。
ちょっと気は早いですが、来年は少し、ブログの投稿も頑張りたいです。
どうか、温かい目で見守っていただければ幸いです。
さて、この前の土曜日は、次男坊の発表会がありました。
妻から聞かされていた以上に出番が多く、期待と不安が入り混じった何とも落ち着かない気分でした。
結論から言うと・・・全く普段どおりでした。
何が?と思われるかもしれませんね・・・。
4歳~6歳までの3クラス(各1クラスです)が、歌を歌っている時、次男坊はみんなが立って歌っているひな壇の隣で、加配の先生の膝の上に座って、本を読んでいました。
器楽の時には、次男坊のクラスの子はカスタネットを担当していたのですが、一回も叩かないで終わりました。
事前に聞かされていた、演劇の時は・・・やっぱり衣装を着るのに抵抗したらしく、次男坊だけ普段着で登場し、台詞も言えませんでした。
園児の親達は、皆さん、自分の子ども達に手を振ったり、ビデオ撮影などしていて、我が家の次男坊なんかには注目していないようでしたし、次男坊が駄々をこねたり、奇声を発したりしなかったので、安心はしましたが・・・あまりにも次男坊が普段どおりだったので、なんだか拍子抜けしたと言うか・・・ただ、時間だけが過ぎていきました。
長男坊は、次男坊が台詞を喋るところで喋らなかったことが面白かったらしく、床を叩きながら「あいつ、何やってんだよ~!」と笑っていました・・・。
妻は、家では歌を歌ったりできていたんだけどね・・・と、少し残念そうにつぶやきました。
僕はと言えば、ただ、普段と変わらない次男坊を遠くから眺めていました。
元気いっぱいに歌を歌ったり、台詞を言う園児に多少なりとも目は向けましたが、ずっと次男坊を見ていました。
どこかで普段見ることができない次男坊を見ることができるのを期待していたのかもしれません。
過剰な期待は禁物だというのは分かっていたのですが、妻が保育園に次男坊を迎えに行った際に、発表会の練習のときの次男坊の様子を聞いて、僕もそれを聞いていましたから・・・。
ふと気が付くと、右目から涙が一粒こぼれていました。
幸いにも、妻も長男坊も僕の左側に座っていたので、僕の涙には気づきませんでした。
僕自身、驚きました!
どういう感情が僕に涙を流させるのか・・・特に悲しいとか、悔しいとか・・・そういった感情は湧かなかったからです。
ただ、遠くから次男坊を見つめるということがあまり無いので、普段どおりの次男坊を見ていると、誰が何と言ってもこの子はやっぱり自分の子どもで、やっぱり愛しいな、と思いました。
帰り際、園長先生が、初めての発表会だからしょうがないけど、練習では結構上手にできていたんですよ!また、色々相談して決めていきましょうね!!と声を掛けてくださいました。
すごくありがたい言葉だったのですが、僕は一刻も早くその場を立ち去りたい気持ちでした。
何だか、こちらの気持ちを無視して、無理やりステージに引きずり出されている気がしないでもなかったから・・・ちょっとだけ、保育園の対応に疑問を持ったからです。
そうすることによって、僕たち夫婦が喜ぶと思ったのかな・・・?
僕は、練習で上手にできた!他の園児と同じようにできた!!・・・それだけで十分です。
本番でできないなら、発表会に出なくたって別に構わないんです。
家に帰ってからも、僕たち夫婦の会話は弾みませんでした。
お互いに思っていることはあったんでしょうが、上手く言葉で表現できない、といった感じでしたね。
そして、ブログでこれ以上表現するのも、何だか上手くできませんね・・・(汗)。
今日は、次男坊の誕生日です。
満5歳になります。
5年前のあの日・・・振り返ると昨日のことのように鮮明に思い出されますが・・・それは、また別の機会に・・・。
それでは!