2016年10月4日から太宰府にある九州国立博物館

国宝である「鳥獣人物戯画」の特別公開が

はじまりました。九州では初公開!!

たしか、小学校の教科書でみたような...ぐらいの

うっすらした記憶しか無かったもののなぜか

見たい!と思い立ち行ってみました。

 

建物に映りこんだ空や木々、森が広がっているようです。

じつは、初めての来館にどきどき。

チケットも用意していなかったので、開館前に

売り場で購入。

かわいいデザインのチケット。

どきどきがワクワクに。

 

 

   

入館するとすぐ目の前に博多山笠「大坂冬の陣」

飾り山をながめながら、エスカレーターで

お目当ての3階特別展示室へ

 

展示室入口で、音声ガイドの端末を借り装着

ナビゲーターの春風亭昇太さんの声を耳に

いよいよ、鳥獣人物戯画が目の前に!!!

 

川遊びのウサギやサルの絵が!!!

 

 

甲巻、乙巻、丙巻、丁巻と行列のまま少しずつ

進みながらの鑑賞でした。

絵の展覧会などは、何度も何時間も鑑賞できたり

するけれど、さすがに人気の展示物

一巡でおしまい。残念です。

 

鳥獣人物戯画絵巻の展示コーナーをぬけると

高山寺、明恵上人にまつわる展示物のコーナーに

 

ここにもたくさんの興味深い展示物があり

ナビを聞き返しながらいろんな角度から

鑑賞できました。

動物好きの私はやはり 「子犬」 と書かれた

明恵上人が愛玩されていたとされる木彫りの熊

ならぬ犬に足を止められました。

 

「レジェンド・オブ・明恵」 という博物館発行の

リーフレットも明恵上人のことがわかりやすく

紹介されていておもしろかったです。

 

先ほどのチケットで、4階「文化交流展(平常展)」も

観覧できます。

縄文時代の土器、国指定史跡「原の辻遺跡」などからの

出土品や武家や欧州で愛用された古伊万里などの

展示があり、こちらは時間が許すかぎりじっくりと

観覧できます。

歴史や文化という言葉には疎い私でも

十分に楽しめました。

 

 

もうひとつのおたのしみは、いろんなグッズ♪

 

 

ついつい…

そして、いたるところにウサギやカエルたちがいて

たのしい館内。

 

 

オープンカフェにも

 

 

お見送りありがとう

 

さて、せっかく太宰府まで来たのでちょこっと

あしをのばして天満宮まで。

九州国立博物館から太宰府天満宮までは

SF映画に出てきそうなカラフルに変化する

虹のトンネルを通り、エスカレーターを降りるとすぐです。

 

エスカレーターの降り口はこんな感じです。

エスカレーターを降りてすぐ右手には 

「だざいふゆうえんち」 

小学生のころ遊びに訪れたっきりでしたが

今回は、おひとりさまゆえスルーします。

エスカレーター出口から左にすすみ太宰府天満宮へ

太鼓橋を渡っていると、トトン・トン・トン

どこからか太鼓の音が・・・

お参りの前に、ちょっと寄り道

 

 

おさるさんが営業中でした。

投げ銭をすると、おじさんがおさるさんの

ストラップをくださいました。

災難を身代わりになって去るらしいです。

おさるさんを後に、社殿に向かうと

ちょうど 「菊花展」 

七五三姿のお子さんもちらほら

また寄り道

 

 

やっと、社殿にお参り。

お参りをすませ、ふと顔を上げると・・・

あんなところにカマキリが(^^)

社殿に向かって右側へすすむと

ここは、観光客もまばらでひっそりとしています。

宝物殿では、天神さまへの献上品として

黒田家ゆかりの品々を見ることができます。

同時に、太宰府天満宮の建立資料などで

懐かしい写真もありました。

 

参道に出て、観光客気分を味わい

 

 

 

 

定番の梅ヶ枝餅を片手に帰路につきました。

木枯らしも吹き、冷たい風のなか

十二分に満喫できた一日となりました。

 

 

今回、「九州国立博物館」と明記されている写真は

博物館さんから提供をいただいたものです。

特別展示室、文化交流展示室内での

撮影は禁止されています。