大変な混雑とは聞いていましたが、予想以上の混み具合でした。

さすがの人気ですね、モネ展!!

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代表作『睡蓮』なんて、
睡蓮の花より人の頭を眺めた時間が長いくらい。
でも、絵をいろいろな角度から見たからこそ
気付くことがありました。


『睡蓮』は、正面より斜めの位置から鑑賞した方が、
断然、立体的に、蓮が浮き上がっているように見えます。
塗り重ねられた色彩に感動する瞬間です。


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淡いタッチで描く印象派として知られるモネですが、
晩年の作品は、それまでの繊細な色調とは変わり、
色彩が強い抽象画が多く見られます。
正直、何が描かれているのか判別できない作品もいくつか。




生きているうちに評価され、
幸せな生涯を送ったとばかり思っていましたが、
家族や友人に先立たれ、
白内障を患い、失明の恐怖と戦った晩年は、
実に孤独だったことを知りました。


だからこそ、モネの作品には大きな変化が生まれ、
革新的な画家として、
いまなお、深く人の心に感動を与えるのだと思います。




美術鑑賞でこんなに感動したことはないので、
初めて複製画コーナーに立ち寄ったのですが、
そこそこの大きさになると複製画もかなりお高いんですね。
ゼロの数を見間違えたかと、数え直しちゃいましたよ。





モネ展にこれから行かれる方、
美術館外での待ち時間や、
感動して欲しくなる数々のグッズのことを考え、
からだも懐も暖かくしてお出かけすることをおススメします。