イーヴォ・ポゴレリッチ

イーヴォ・ポゴレリッチピアノリサイタルに行きました。

サントリーホールに着いたら、
ステージ上でポロンポロンとピアノを弾く
ジャージ姿のポゴレリッチ氏
深々とお辞儀をして椅子を調整したかと思えば、
唐突に演奏を始めるポゴレリッチ氏
楽譜を床に投げるように置くポゴレリッチ氏


天才と呼ばれながらも、
自我を失い崩れ落ちていった過去があるらしいのですが、
ひとたび演奏を始めれば、予想できないテンポ、
極限のピアニッシモやフォルテッシモ、無限に広がる音色…。
天才を確かにそこに感じました。

溢れる涙を拭う方もあちらこちらに。

リサイタル終わり、
ピアノ椅子を足でちょこんと仕舞うポゴレリッチ氏…笑

涙で視界が霞んでいたので、私の見間違いだと信じたいです