ワールドカップ フランス×トーゴ戦
フランス、がけっぷち。
最終戦のトーゴに勝利しても決勝トーナメントに進出できない可能性があったが、2-0とトーゴに勝利して、なんとかスイスに次いで2位で決勝トーナメントに駒を進めた。
試合としては、フランスが勝利したものの、内容には不安が残った。
基本的には左サイドのアンリにあてて、アンリが突っかけきっかけを作る攻撃パターンであったが、ジダンがいないせいもあるのだろうが、真ん中からの組み立てがほとんどなかった。
加えて、見ていて(おこがましいが)日本代表と似ていると思ったのは、底、ボランチでの玉回しは出来るのだが、ゴール前で弱い、枠に飛ばない。
8強はかなり厳しいと言わざるを得ないだろう。
7時過ぎの新幹線(ICE)に飛び乗りケルンへ。
(運悪く?)車掌に出会い、18ユーロを支払う。
1つ目のKoeln Deutzで下車。
スタジアムへはS Bahnに乗るように表示が出ているのだが、あえて無視してU Bahn(地下鉄)に乗りスタジアムへ。(地下鉄とは行っても、途中で地上に上がりトラムになる)
U Bahnの駅はKoeln Deutzの駅から若干離れており、徒歩で7分程度。
Koeln Deutzからスタジアムまでは、30分程度は見ておいた方が良いかもしれない。
スタジアムの駅に到着。
チケットを求める人がたくさんいた。
相場は300ユーロ位。
電車を降りると、おしっこをしたくなる人が続出するのがサッカー観戦時の特徴。
他のスタジアムの駅付近でも良く見られる光景。
ってか、ビール飲みすぎでしょ。
駅のすぐそばでセキュリティチェック。
僕は折り畳み傘を持っていたので、危うく預けさせられるところだったがなんとかセーフ。
各色に2つしかゲートがないため、チケットチェックは大渋滞。
緑は、駅の逆側に行くと若干すいている。
チケットチェックマシン。
他のスタジアムでは、機械にチケットを押し当てる方式だったが、ケルンのものはチケット1/3ほどを機械に突っ込む方式だった。
実は、今回パスポートを家に忘れてしまったので結構ドキドキだった。
今まで一回もIDとの照合がなかったため完全に気が緩んでしまっていた。
なお、ドイツではID(外国人の場合はパスポート)の常時携帯が義務付けれられていので注意が必要。
飲み物を購入するとコップのデポジットとして1ユーロを取られるのだが、どのスタジアムでもリファンドをしてもらうのが大変。
しかし、ケルンでは専用コーナーが!
ドイツでは珍しいサービスの向上を垣間見ることが出来た。
「ニッポン!」
この試合、ものすごい数の日本人の方が見に来ていた。
さすがに「十一巻」は発見できず。
選手入場、国歌斉唱。
日本代表も、肩かなんか組んで歌うとかっこいいと思うのですが。
フランスのキックオフでスタート。
試合は、フランスが1点入れ、裏でスイスが勝っていることが伝わるとお祭りムードに。
というか、先がないトーゴサポはもともとお祭りムードだったが。
トーゴ側のゴール裏での大行進。ちなみに試合中です。
対抗するかのようにフランス側でも。
選手達は結構気が散っただろうな。
ところで、色々な意見があると思うが、試合中のウェーブには反対である。
選手達が真剣勝負をしている横で、観客が試合そっちのけでウェーブをし、選手達の集中力に水を指すというのは、スポーツ観戦のマナーを逸脱していると思う。
最近のサッカー観戦ではかなりの割合で試合中のウェーブが起こるが、なんとかしてほしいものだ。
今日ですべての決勝リーグ進出国が決定。
Group G、Hは順位は以下の通り。
Group G
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | 事前予想 |
1 | スイス | 7 | 4 | フランス |
2 | フランス | 5 | 2 | トーゴ |
3 | 韓国 | 4 | -1 | スイス |
4 | トーゴ | 0 | -5 | 韓国 |
スイスが1位だとはまさか思わなかった!
でも、一応、生まれ故郷なんでうれしい。
韓国は惜しかったですね。アジアから唯一1国でも、決勝リーグに進んでほしかったのですが。
トーゴは、うまいんだけど、荒いという印象。たまにすごいプレイをするんだけど、凡ミスが多い。これが改善されると今後が怖いチームだ。
Group H
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | 事前予想 |
1 | スペイン | 9 | 7 | スペイン |
2 | ウクライナ | 6 | 1 | ウクライナ |
3 | チュニジア | 1 | -3 | サウジアラビア |
4 | サウジアラビア | 1 | -5 | チュニジア |
スペイン3連勝。どこまでいけるが楽しみだ。
ウクライナは、初戦のスペイン戦に大敗してどうなることかと思ったが、残り2勝で結果余裕の2位抜け。がんばれ、シェフチェンコ!