税務調査を回避できる書面添付制度 | 税務調査110番!!肉体派税理士・渡邊勝也の税務調査対策blog

税務調査110番!!肉体派税理士・渡邊勝也の税務調査対策blog

渡邊勝也(税理士・税務訴訟補佐人)が、税務調査を前提とした税務調査対策の情報を更新中

税務調査の最大の対策は、

税務調査が入らないこと

に尽きます。

 

その1つが、

書面添付制度

です。

 

顧問税理士が税務申告書の作成時にどのような資料をもとに計算したか、また数字の増減理由を書面にして、税務申告書に添付する制度です。

メリットは大きく2つ。

1、国税当局が税務調査をするにあたり、納税者の事前通知に先立って、顧問税理士に「意見聴取」して、税務調査に発展しない可能性がある

 

2、意見聴取で非違事項を指摘されて、修正申告をした場合には、自主申告とされ、過少申告加算税・重加算税が課されない(実は、これが大きい!)

 

書面添付のベースは、日々の会計チェックマニュアルとなります。

この会計チェックマニュアルに、勘定科目ごとに、留意事項等を記入しておくと申告の際に、書面添付の作成がスムーズになります。

 

現在、TAXGYMでは、顧問先にはこの書面添付を標準装備しています。

経営者にとっての最大の資源は「時間」=「命」だからこそ、この制度を活用しています。