税務調査での外注費と給与の判定 | 税務調査110番!!肉体派税理士・渡邊勝也の税務調査対策blog

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渡邊勝也(税理士・税務訴訟補佐人)が、税務調査を前提とした税務調査対策の情報を更新中

消費税10%時代に突入して、今後、税務調査で大きな論点となるのが「外注費と給与」の問題です。

結論は
「現況を総合的に勘案して判断する」
という、 何とも不確実な判断基準です。
税務の世界にはこういう判断基準が多く、現場の税務調査官の裁量が大きい場合があります。
裏を返せば、税務調査の事前準備と交渉で結果が大きく変わるという意味です。

今回の「外注費と給与」の場合の判断要素は
□契約 □代替可能性 □請求書 □金額算定 □指揮命令 □業務責任 □材料等の支給 □空間的・時間的拘束 □営利性・有償性 □社会的地位・資格等 □反復継続性 □社会保険等 □組織図等 □役職 □有給休暇 □福利厚生費 □通勤手当等 □名刺・名札等 □在庫管理 □使用人の有無 □最低保証
が挙げられます。
数で勝負ではないですが、数も重要です、、、、
できたら、税務調査中にチェックするよりも、事前にチェックしておくべきです。