小さな仲間がやって来た。 | 崖っぷち十番勝負

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日々新又日新(ひびあらたにして、またひびにあらたなり)
我以外皆我師也(われいがいみなわがしなり)



観艦式ならびに予行、付帯行事に御参加下さいまして誠にありがとうございました。
また、本番のインターネット中継をご覧いただいた方がなんと20万人も…
本当にありがとうございました。
心より厚く御礼申し上げます。

今後とも御理解を賜りますようお願い申し上げます。




さて、先日のこと。
お世話になっているバイク屋さんから連絡がありました。
カブが入ったから見においで!と。


いつもトレーニングに利用している新横浜にある日産スタジアムの施設へ通うのに足が欲しいなぁ…と常々思っておりましたので、バイク屋さんや解体屋さんにカブが入ったらボロでもよいから教えて!と声をかけていたのです。


早速行くと、一回り小さいカブがポツンと。
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98年式のリトルカブ
ホンダ創立50周年記念仕様車です。

シートには亀裂が。
なぜかエアクリーナーも、そしてボックスもついてません。
なのでエンジンは吹き上がりませんが、かかりも一発、状態は良さそうでした。


整備はせず…
いわゆる自分でやります…と言うことで格安にて売っていただきました。
当然、キャブレターにクリーナーが付いていませんから走れません。
なので、軽トラにて配達をしていただきました。



我が家に来ていつまでも不動の状態にしていても意味がないので、レッグシールドなどを外して劣化している部分などをチェックしました。
電装系はなんとか現状のままでよし。
とりあえず、キャブレターに取り付けるエアクリーナーのエレメントとそれを収めるボックスやボルトなどの金具を調達するため、ホンダドリームさんに出向きました。
さすがはホンダ。午後3時までに発注すると翌日には届きます。
自分で整備をするライダーには本当にありがたいお店です。
いつも部品ばかりお願いしてごめんなさいね。
今度は新車を買いますから!


翌日にやって来た部品類はこれだけ。
全てエアクリーナーに関わるパーツ。
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早速取り付けました。

これでOKよ!…のはず。
しかし噴き上がりが悪い。
いや、悪いどころかガクガク言い始める始末。


前のオーナーを存じません。
少なくとも引きとられた際にはエアクリーナーは付けてなく、キャブレターにカバーになるものさえ付いてなかった。

しかし、エンジンのかかりは悪くない。


ピーン!と来ました。
キャブレターが詰まってやがるな…と。

日を改めてキャブレターを分解し、灯油の海へドボン!
キャブレターはエンジンで燃料を燃やすべく酸素を取り込み霧状にして噴射させる装置。
その量を調整するのがメインジェットなんですか、やはりそれが怪しい…と。
※灯油を用いてるため写真は撮っていません。

灯油では落ちきらないためキャブレタークリーナーを吹き付け詰まりを取り、ふたたび組み立てて取り付けました。


そしてエンジンを始動。
バッチリ噴き上がるようになりました。


試運転しました。


まあまあな復活だと思います。


同時にオイル交換もしました。
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すでに粘度もなく、真っ黒け。
カブのタフさがよくわかりますね。


レッグシールド内側にはフックも取り付け。
これでほっともっとで豚汁を買っても抜群の安定感(笑)
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とりあえず記念仕様車だし、3000台しか出回らなかったのでしばらくはこのままかな。
色の褪せ具合などもなかなか良い味です。


更に劣化したら魔改造を施して塗色も軍用、ODに塗りかえようかと思っています。



大事に乗るから、俺がおじいさんになるまでそばにいてね。




お読みいただきありがとうございました。