今日は、「消費増税による円高要因・円安要因」がテーマです。
2014年4月1日から始まった5%→8%の消費増税により、
円高になるとしたらどんな要因があるか、円安ならどうか。
物価と金利の視点から説明します。
■物価の視点から。
円高: 景気が悪くなり物が売れなくなれば物価が下がって円高。
円安: 増税により単純に物価が上がって円安。
★基本的には、「物価」と「通貨の価値」は反対の関係になります。
このことを感覚的につかむために次の例を見てみて下さい。
卵1個100円なら、100円の価値は卵1個分 = 1円の価値は卵0.01個分
卵1個10円なら、10円の価値は卵1個分 = 1円の価値は卵0.1個分
卵の値段(物価)が下がると、円の価値が卵に対して上がりましたね。
海外で物価が変化していなければ、円の価値は他の通貨に対しても上がりますね。
■金利の視点から。
円安: 景気腰折れを防ぐために追加金融緩和を実施→金利が低く抑えられ円安。
円高: 物価が上がる→資金需要増により金利UP→円高。
物価が上がれば、資金需要増により金利が上がりますから、この式は理解しやすいかもしれません。
円安: 増税により単純に物価が上がって円安。
★基本的には、「物価」と「通貨の価値」は反対の関係になります。
物価が下がると通貨の価値は上がる。物価が上がると通貨の価値は下がる。
このことを感覚的につかむために次の例を見てみて下さい。
卵1個100円なら、100円の価値は卵1個分 = 1円の価値は卵0.01個分
卵1個10円なら、10円の価値は卵1個分 = 1円の価値は卵0.1個分
卵の値段(物価)が下がると、円の価値が卵に対して上がりましたね。
海外で物価が変化していなければ、円の価値は他の通貨に対しても上がりますね。
つまり物価が下がることが円高につながるわけです。
増税により消費が落ち込めば、物が売れなくなってしまうため日本で物価が下がります。(デフレの状態)
そのため円高になる可能性は十分にあります。
一方で、それほど景気が落ち込まなければ、単純に3%の増税によって物価が上がり、円安につながる、とも捉えられますね。
■金利の視点から。
円安: 景気腰折れを防ぐために追加金融緩和を実施→金利が低く抑えられ円安。
円高: 物価が上がる→資金需要増により金利UP→円高。
★名目金利=実質金利+期待インフレ率
この式が非常に重要です。
名目金利とは新聞に記載されている金利実質金利とは物価上昇率(期待インフレ率)を考慮した金利です。
例えば、
卵1個100円、年金利1%の時 =10,000円借りたら、1年後の利息は100円(卵1個分)
卵1個1,000円、年金利10%の時 =10,000円借りたら、1年後の利息は1,000円(卵1個分)
この式が非常に重要です。
名目金利とは新聞に記載されている金利実質金利とは物価上昇率(期待インフレ率)を考慮した金利です。
例えば、
卵1個100円、年金利1%の時 =10,000円借りたら、1年後の利息は100円(卵1個分)
卵1個1,000円、年金利10%の時 =10,000円借りたら、1年後の利息は1,000円(卵1個分)
物価が上がっても、金利が同時に上がれば利息負担は同じ重みになります。どちらのケースでも利息は卵1個分ですね。
物価が上がれば通常金利(名目金利)は上がるのです。
名目金利=インフレ率+αという関係が成り立ちます。
物価が上がれば、資金需要増により金利が上がりますから、この式は理解しやすいかもしれません。
このαにあたる部分を実質金利と呼ぼう、ということにすると、、、
名目金利=実質金利+期待インフレ率 ということになりますね。
この式をじっくり見てみましょう。
物価が上がれば名目金利は上がりますから、円の価値は上がりますね。円を持つメリットが高まる。
名目金利=実質金利+期待インフレ率 ということになりますね。
この式をじっくり見てみましょう。
物価が上がれば名目金利は上がりますから、円の価値は上がりますね。円を持つメリットが高まる。
そのため円高になります。
しかし、今の日本の状況はどうでしょう。
今日本は、量的緩和によって名目金利を低く抑えます、という政策をとっています。
今日本は、量的緩和によって名目金利を低く抑えます、という政策をとっています。
先ほどの式は、実質金利=名目金利-期待インフレ率と変形できるので、
物価が上がる(期待インフレ率が上昇する)一方で名目金利が一定であれば、実質金利が下がり、円安となりますね。
今回は物価と金利の視点から消費増税の影響を考えてみました。
今回は物価と金利の視点から消費増税の影響を考えてみました。
