ネットボールで番狂わせが起きない3つの理由 | WLS-netballのブログ

ネットボールで番狂わせが起きない3つの理由

ご無沙汰しております!WLSのバヤシです。

あっという間に秋になってしまいましたねー

WLSは、8月の夏合宿を皮切りに11月の日本選手権に向けて
毎週末練習しております。

前回大会で優勝したメンバーと、新しく入ったメンバーの連携を高めております!

去年できなかったあんな戦術や、こんな戦術も。。。。

やめておきましょう。
あんまり言うと、キャプテンに怒られるので。(笑)

さてさて、ちまたではラグビー日本代表の大躍進が世間をにぎわせてますね。

中でも初戦で南アフリカを破ったのは、

「スポーツ史上最大の番狂わせ」

だったとか。

そもそもラグビーというスポーツは、番狂わせが少ないから
今までW杯で1勝しかできていなかった日本が、優勝経験の
ある南アフリカに勝ててしまうことが、ものすごいことなんですよね。

実は、実は、ネットボールも番狂わせが非常に少ないスポーツなんです!

国際大会では、国際ランキングが3以上離れていれば、ほとんどのケースで
上位チームが勝利します。

ネットボールの場合はテストマッチをシリーズで(2~3試合まとめて)やる
ので、さすがに全部勝つことはないですが、W杯を見ても世界ランクの
まんまの順位になっています。

この理由は3つのネットボールの仕組みが原因です。

1つ目は、試合を通じてたくさん点が入ること。



15分クォーターで試合をやった場合、素人でも1チーム20~30点入ります。
代表クラスになると大体60点くらい入ります。
シュート数では、80~90本くらい打つでしょうか。

これくらいたくさん得点に絡む場面があると、運とか調子で左右される
要素が格段に少なくなります。

2つ目は、中盤のパス回しでチームの力の差がはっきり出ること。



ネットボールは、ドリブルができません。
しかもポジションごとに動ける範囲も制限されているので、一人で
状況を打開するってことがほとんどありません。

中盤の攻撃も、守備も全員で行います。

ですので、誰かの調子が悪かったり運が悪かったりしても、試合結果にまで
響かないことが多いです。

3つ目は、ゴールが入った後は、両チーム交互にプレーを再開すること。



ネットボールをやったことがある人は、よくご存じだと思いますが、
ゴールが決まった後は"センターパス"からプレーが再開されます。

良い言い方をすると、ゴールが決まった後のプレーからは両チーム
平等に次の得点のチャンスがあるということです。

悪い言い方をすると、相手側のセンターパスをゴールできれば一気に
有利になるんですね。

自チームのセンターパスからしっかりゴールにつなぐことは大前提で、
勝つためには相手チームのセンターパスを自分のゴールに繋げるところ
までやらないといけないんですね。


この通り、ネットボールも番狂わせが少ないスポーツです。
でも、今回のラグビー日本代表のように上位チームに勝つことはできます。

まずはラグビー日本代表がやっていたように、徹底的に基礎の技術
向上させることが第一歩です。
チーム全体のフィジカルは、やはり試合結果に直結します。

もう一つ、大きなファクターがチームワークです。

動けるポジションが限られているネットボールは、チームワークが
とても重要です。
全員が連動して、1つの戦術を徹底的にやることが勝利がグッと
近くなります。

WLSは、夏合宿と日々男性と練習することで基礎技術の向上を図ってきました。
次はチームワークです。

日本選手権まであと一か月。
とことんチームメンバーで戦術の理解度を深め、チームプレーで連覇したいと
思います!!

写真 @バヤカップ
木村理様
金子昌史様